新型 ホンダ フリード(GB5型)【試乗評価】上質な乗り心地を持った7人乗りミニバン [DBA-GB5]

今回は「新型 ホンダ フリード G ホンダセンシング(GB5型)」を試乗レポートいたします。
ホンダ・フリードは、2016年のモデルチェンジで2代目となりました。コンパクトサイズの7人乗りミニバンです。

ガソリン仕様車と、ハイブリッド仕様車がラインナップされますが、今回の試乗車には1.5リッターのガソリンエンジンが搭載されています。

プラットフォームはコンパクトカーの「フィット」のものが使われ、トヨタの人気車種「シエンタ」とは直接的なライバル関係にあります。

※旧型の2代目フリードについては「新型ホンダ フリード ハイブリッド【試乗評価】」のページを御覧ください。

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外観

全長4265mmX全幅1695mmX全高1710mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2740mmとなります。

先代フリードの有機的なラインを主体としたスタイリングから、キリッとした直線基調の切れ味のスタイリングに生まれ変わりました。

フロント

スラントしたノーズとフロントウィンドウの傾斜が一体化されており、コンパクトで一体感のあるスタイリングです。ヘッドライトには涼しげな薄型ライトが装備され、知的な優しさを感じさせます。

サイド

サイドビューはベースとなったフィットの血脈を一番感じさせるポイントです。小さくコンパクトなノーズと、キリッと引き締められたサイドパネルは、まさにフィットの美点を受け継ぐミニバンにふさわしい若々しさがあります。

リア

リアビューはフィットの雰囲気を残しながらも、フリードならではの個性を盛り込んだまとまりのあるリアエンドです。小さいボディにできるだけ大きく取られたリアビューと、そのエッジを巧みに生かしたリアコンビランプが特徴的なフリードの個性を際立てています。

加えて、左右にレイアウトされた「細い縦型のリフレクター」が、全体をキリッと引き締めています。

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内装

センターメーターはプジョー308のようにステアリング上部から覗き込むタイプで、薄型ながら視認性は良好です。

清潔感のある白木素材を模したインパネが装備され、清潔感のある広々とした室内空間です。加えてチョコレートブラウンの樹脂と、メタリック調素材が組み合わされモダンな上質感を演出しています。

日産セレナのようにAピラー(一番前の柱)が細い柱に二分割されているため、斜め前方の死角は最小限に抑えられています。

足元にATセレクターが無い(インパネにATシフトがある)ため、乗員は前後左右にと自由な往来が可能です。

シート

セカンドシートは7人乗り仕様のため、左右連結されたフラットな形となるベンチシートが装備されます。一人一人のゆとりを考えるなら、シートが独立した「6人乗り仕様」がオススメとなりますが、セカンドシートに荷物を広げたり、何かと作業をする必要のある人にはフラットな座面の「7人乗り仕様」がオススメです。

サードシートは前席よりも小さく、短距離用(10km程度)として割り切った使い方が必要です。シートバック、座面ともに小ぶりで、座面も低いため足を抱えた体育座りのようなポジションを強いられることになります。

荷室

リアエンドギリギリの位置までサードシートが下がっているため、7人乗車時の積載性は非常に小さくなります。ただ、セカンドシートとサードシート共に折りたたむ事が出来るため、少人数乗車時の積載性能はワンボックスカーに迫るものがあります。

静粛性

コンパクトカーベースのミニバンとしては、静粛性能は標準レベルをクリアしています。

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エンジンとミッション

1496ccの直列4気筒DOHCエンジンに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジンは、131ps/6600rpmの最高出力と、15.8kgf・m/4600rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量は1350kgで、JC08モード燃費は、19.0km/lとなります。

エンジン

搭載される1.5リッターエンジンは先代よりもパワーアップされており、日常領域で不満を感じることはありません。

ホンダらしく高回転までキビキビと回るスムーズなエンジンフィールです。坂道や合流時にアクセルを踏み込めば不快なノイズが高まりますが、日常域や巡航時に気になるような事はありません。

トランスミッション

組み合わされるトランスミッションにはCVTが採用されています。若干高回転型のエンジン特性をうまく使って上手にトルクコントロールを行います。発進時にはしっかりとギア比が下がるため、もっさりとした走りに嫌気がさすこともありません。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。

足回り

高剛性ボディにソフトな足回りが装備されているため、しっとりとした乗り心地の良さが感じられます。サスペンションの取り付け剛性が向上していることもあり、ひとクラス上の上質な車に乗っているような心地良さがあります。

リアサスには安価なトーションビーム式サスが装備されますが、路面の段差で不快な衝撃を感じることもありません。

ハンドリング

先代よりわずかに重心が下げられているため、見た目の割にキビキビとしたハンドリング特性を持ちます。不快なロールも少なく、街中では狙ったラインを自然にトレースする走りが楽しめます。

評価のまとめ

先代の有機的なデザインが一新され、直線基調で凛々しいスタイリングとなりました。ガソリン仕様車もパワーアップが図られ、使い勝手も向上しています。

ただ、7人乗りや6人乗りはサードシートが装備されるため、その分車内が手狭となります。サードシートを折りたためば、広々とした荷室が確保できますが、それなら初めから5人乗仕様を選んだおいた方がお得ではないでしょうか。

対象となるユーザー

対象となるユーザー層は、小さな子供のいる家族でしょう。また、5人乗仕様であれば、リタイアした人の足車として、趣味を持っている人のトランスポーターとしても十分な機能を発揮できます。

フリードにはハイブリッド仕様車がありますが、ガソリン車のパーワーで十分だという人には特に必要ありません。ガソリン車との価格差を埋めようとするには、10万キロ近く走行する必要があるからです。

価格

価格 | 2,100,000円(税込み)

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

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現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)