充放電の上手いハイブリッドカーは燃費が良い【技術解説】

ハイブリッドカーは、エンジンが苦手とする「走り出し」や「加速時」などにモーターアシストを行ったり、「制動時」に回生ブレーキを働かせて電気エネルギーを回収することで燃費効率を上げています。

また、一定速度による高速走行時など、もう少しエンジン回転を上げた方がエネルギー効率が上がる時は、エンジンの回転を上げてバッテリーに電気を充電しています。

つまり、エネルギーが余った時にはバッテリーに電気として蓄え、エネルギー効率が下がるとその蓄えた電気を使って走行しているという訳です。

そのため、この「電気の充放電の上手さ」がそのままハイブリッドカーのエネルギー効率の良さに直結しているといっても良いでしょう。

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目次

  • モーターアシストと回生ブレーキはハイブリッドカーの核となる技術
  • 大切な「充電率」の制御
  • エネルギー効率の高いハイブリッドカーの制御技術
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モーターアシストと回生ブレーキはハイブリッドカーの核となる技術

例えば、バッテリーが「過充電」の状態となると、それ以上バッテリーに電気を充電できなくなるため、その後は「回生ブレーキ」を使ってエネルギーを回収する事ができません。これは「過放電」の場合も同じで、その場合は電気がありませんので「モーターを使ったアシスト」が出来なくなります。

回生ブレーキやモーターアシストは、ハイブリッドカーのエネルギー効率を上げるための核となる技術です。この技術が使えないとなると、ハイブリッドカーは単に重いバッテリーとモーターを余分に積んでいるだけの、効率の悪い車となってしまいます。

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大切な「充電率」の制御

こういった事態を防ぐため、ハイブリッドカーでは常に「充電率」を監視しており、ある一定の範囲内でバッテリーの充電率が維持されるように制御されています。

またこの「充電率」はバッテリーの「寿命」を伸ばすためにも大切な指標となります。バッテリーは「満充電」や「過放電」を繰り返すと劣化してしまうという特性があるからです。これはリチウムイオン電池を搭載するスマートフォンも同様ですので、あなたもスマートフォンのバッテリー寿命を延ばしたいと思ったら、満充電になる前に充電コードを外し、バッテリーが完全に無くなる前に充電を開始するようにしてください。

ハイブリッドカーの場合は、これに外気温の情報やアクセル開度、エンジン回転、車の速度など様々な情報が統合されてバッテリーの「充放電」の制御が行われています。

エネルギー効率の高いハイブリッドカーの制御技術

ただ、ある一定の範囲内に充電率を制御するといっても、「ここは残りの電気を使ってアシストした方が効率がいいぞ」とコンピュータが判断すれば、モーターアシストを行うという柔軟な判断が行われることもあります。

このあたりの高度な制御による「さじ加減」は、エネルギー効率の良いハイブリッドカーと、凡庸な性能のハイブリッドカーとを大きく隔てていると言っても良いでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)