新型 ジャガー F-PACE【試乗評価】優雅で上質な乗り心地のクロスオーバーSUV [LDA-DC2NA]

今回は「新型 ジャガー F-PACE 20d(ディーゼル) プレステージ」を試乗レポートいたします。

ジャガー F-PACEは、2015年に登場したジャガー初のクロスオーバーSUVです。日本市場には同じ年に「ファーストエディション」として50台が限定輸入され、翌年の2016年から本格的な輸入が開始されました。

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外観

全長4740mmX全幅1935mmX全高1665mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2875mmとなります。

ジャガーF-TYPEと共通するイメージが与えられ、スポーティで都会的な雰囲気を持ちます。

フロント

大型フロントグリルから連続するラインで構成されたボンネットは迫力満点です。

サイド

フロントから発生した複雑なラインが折り重なり、ジャガーらしい優雅なスタイリングを構成しています。

ショートオーバーハング&ロングノーズと傾斜のきついA&Dピラーにより、疾走感のあるスポーティなスタイリングにまとめ上げられています。

ショルダーラインをリアエンドで跳ね上げることにより、タイトなキャビンを演出していますが、実際にリアシートのスペースが削られているわけではありません。そのためスポーティな外観と、ゆったりとした後席居住空間が両立しているのです。

リア

リアエンドにもスポーティな「ジャガーF-TYPE」との共通イメージが引用されています。小さいリアウィンドウと細長くレイアウトされたリアコンビランプにより、優雅でスポーティな「F-SACE」のスタイリングが形作られています。

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内装

本革素材と上質感のある樹脂、鋭い金属の素材感が巧みに組み合わされ、上質で優雅なインテリアデザインです。

センターメーターには12.3インチの液晶モニター、センターコンソールには10.2インチの液晶モニターが装備され、近未来感あふれるコックピットとなっています。

ボディサイズが大きいこともあって、すべての乗員が快適に過ごせるゆったりとした空間が確保されています。

シフトスイッチには、最近のジャガーシリーズに共通の「ダイヤル式シフト」が採用されています。イグニッションをオンにすると「ダイヤル式シフト」が自然に浮き上がってくる演出には、ワクワクとした非日常感があります。質感にも上質な感触が与えられており、何度も意味なく触りたくなります。ただし、普通のシフトと操作体系が異なるため、慣れないうちは多少戸惑いを感じるかもしれません。

厚みのある大型のフロントシートは肩周りまでしっかりとサポートしてくれるタイプです。シート表皮には適度な硬さとたわみがあり、体の線に沿う形で優しくドライバーをサポートしてくれます。コーナリングなど加重変化を伴う場合でも、状況に応じてしっかりと体を支え続けることができます。

リアシートの構造は、フロントシートと比べても遜色のないレベルに仕上げられています。シートバックの角度、座面の傾斜ともに適正でゆったりとした座り心地の良さが確保されています。

電動サイドステップが装備されており、シート位置の高い大型SUVながら乗降性に何ら不満はありません。

荷室には凸凹の少ないフラットな構造が与えられ、広々とした荷室容量と相まって抜群の使い勝手の良さを誇ります。家族4人で2泊3日程度の旅行なら余裕を持ってこなすことができます。

車内にはたっぷりと遮音材が備え付けられ、静かで上質な空間を味わうことができます。

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エンジンとミッション

1999ccの直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジンに、8速ATが組み合わされます。
エンジンは、180ps/4000rpmの最高出力と、43.9kgf・m/1750-2500rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量は1920kgで、JC08モード燃費は、15.8km/lとなります。

静かでトルクフルなこの2リッター・ディーゼルエンジンは、上り坂や合流地点など力強い加速を必要とする場面でも不足を感じることはありません。

最高出力はそれほどではないものの、低速から太いトルクを発生することができるため、低い回転を保ってユルユルと走るような使い方にピッタリとはまる実用的なエンジンです。

この静かでトルクフルなエンジンのおかげで、疲労の溜まりがちな高速走行も快適にこなすことができます。

ディーゼル特有の音が発生するものの、車内では気をつけて聞いていなと分からないくらいの小さな音です。

足回りとハンドリング

前輪にダブルウィッシュボーン式サスペンション、後輪にはイテングラルリンク式サスペンションが装備されます。

アルミニウムを多用した「軽量モノコック構造」により、前後重量配分50:50と車格の割に軽量なボディを実現しています。

そのため、背の高いSUVでありながらロールは少なめで、地を這うような低い姿勢から素直な挙動でコーナリングをクリアしていきます。

ガソリンエンジン仕様車と比べてワンサイズ小さな19インチホイールを履いているため、しなやかで張りのある快適な乗り心地です。

少々荒れた路面であっても、まるで「ネコ科の動物」のようにしなやかな身のこなしで駆け抜けていきます。

路面の目地段差では衝撃を見事に減衰して、車内に不快な振動を伝えることはありません。

評価のまとめ

FRならではの上質な走りと、ジャガーらしい極上の乗り心地を持ったクロスオーバーSUVです。

ありきたりなドイツ車では物ならないという気持ちが強く、普段から家族でロングドライブに頻繁に出かけるような人にピッタリな一台と言えます。

価格

価格 | 6,630,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)