【コラム】疲れないシート「レカロ」4つの秘密

レカロ社は、世界中の自動車メーカーや、自動車愛好家から大きな支持を集めているドイツの老舗シート製造会社です。

スポーティなグレードにオプション設定されたり、標準装備されることが多いため、日本ではスポーティなシートとして認知されています。

しかし、欧州やアメリカではスポーツシートというだけではなく、腰痛を予防するための医学的な構造を持ったシートという認知が高いようです。長距離を走る機会の多い欧米では、腰痛に悩まされているドライバーも多く、腰痛を予防する機能を持ったレカロシートが人気を集めるのも当然です。

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レカロの秘密(1)「腰椎のS字をサポートする」

人間の腰椎を真横からみると、ゆるやかなS字カーブを描いています。しかし、多くの自動車のシートは座面やシートバックを柔らかく設定してあるために、このS字がくずれて「猫背」になってしまっています。柔らかいシートは短距離走行や、ただショールームで腰掛けてみるだけなら、「ふかふかして気持ちいい~」と感じられ、コストも安く済むので多くの日本車に設定されています。

逆に最近多くなっているのが、不自然に腰まわりの圧力が強く、腰にだけ体圧が集中してしまうシートです。これは、一見腰椎がS字になっているのでよさそうですが、かえって腰に疲労がたまってしまいます。コストを掛けず、適度に加減するというのが難しいのでしょう。

このあたりの加減や設計が優れているのが、ドイツのレカロ社製シートです。シート自体の価格も高いのでコストもしっかりと掛けられています。それに加えて長年の研究成果の蓄積もあり、コスト要件の厳しい日本車製シートと比べるのはちょっと酷かもしれません。

レカロは腰回りの硬いクッションで、ドライバーの腰椎をしっかりとS字に矯正しているので、正しいドライビングポジションを取って、適度に休憩をしながら運転していれば、そうそう腰痛になることはありません。

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レカロの秘密(2)「硬い座面」

レカロの秘密はこの腰椎のサポートだけではありません。シートの座面には硬めのクッションが設定されているため、姿勢がくずれにくく、長時間に渡って腰椎のS字が維持されやすいのです。

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レカロの秘密(3)「適度なサイドサポート」

また、スポーツシートだけではなく、普通のラグジュアリーシートであっても、必要最低限のサイドサポートが装備されており、コーナーで身体がずれることを防いでくれます。実はのんびり運転している時でも、シートと身体は微妙にずれており、無意識にドライバーはそれを予防するために、コーナーの度に身体をふんばっています。これが、長距離になると積もり積もって大きな披露の原因となるわけです。

レカロの秘密(4)「基本構造は全てのモデルで共通」

レカロにはその用途に合わせて様々なバリエーションが用意されていますが、シートの調整機能や快適装備に差はあるものの、シート自体の基本構造に違いはありません。腰痛を予防するというだけなら、一番安いグレードでも十分だということです。

レカロシートは、シートとしては高価な部類に入りますが、機能と価格を考えるとブランド品のように無駄に高いというわけではありません。

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)