【運転のコツ】高速道路での渋滞中の追突事故を防止する

高速道路で一番怖い事故はトラックなどの大きな車に、後ろから追突される事故です。これは渋滞の最後尾で起こりやすく、また後続車の居眠りや不注意が原因なので、なかなか防止しにくいと思われがちです。

しかし万が一トラックに時速100kmで後ろに突っ込まれると、自動車がぺちゃんこになるだけではなく、あなたや同乗者の命にも危険が及びます。そこで今回は、こういう場合のリスクを最小限に減らす方法についてご説明します。

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渋滞の最後尾にはつかない様にする

まず、前方に渋滞を発見したら、ハザードを点灯させながら徐々に減速していきます。次にルームミラーで後ろの車の状況を確認しながら、ブレーキランプを数回点滅させ前方にスペースを多めに残して早めに減速します。
後ろの車が減速してくれれば、そのまま自分も減速を続けますが、突っ込んで来るような場合は、隣の車線などに隙間を見つけて逃げてください。この場合は、前方にもまだしっかりとスペースがありますので、十分回避が可能です。

後ろの車が減速しながらあなたに追いついて来たら、その後に渋滞の最後尾につきます。この時に後続車が数台いれば、なるべく2、3台引き連れて最後尾につく方が、万が一の時にあなたの車へのダメージが少なくなります。とにかく、最後尾になるのを避けるというのが大原則です。

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自分の前にスペースを作って停車する

しかし、それでも後続車がしばらく走って来ずに、あなたが最後尾になってしまう事もあります。そういう場合はハザードランプを点灯させて、自分の車の前方にたっぷりと10mほどの余裕を空けて停車してください。
その後はルームミラーを監視しつつ、万が一後続車が突っ込んで来た場合に、退避できる場所を探しておきます。2車線に車が止まっている場合は、車と車の間でも構いません。後続車の追突を察知した時は、躊躇無くこの隙間に車をねじ込むようにしてください。車は破損しますが、あなたと同乗者の命は守る事ができます。

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前車追従機能を使う

またノロノロとしか流れない渋滞は、普段より疲れがたまりやすく、眠くなりやすい状況です。

こんな時に便利な機能が、最近色々な車に装備されるようになった「前車追従機能」です。
これは、あらかじめ速度と車間距離を設定しておけば、レーダーやカメラを使って前車との安全な距離を保ち、それに合わせて車が自動的に速度を調整してくれるという便利な機能です。さらに前車が完全に停止していれば、自動的にブレーキを掛けて停止までしてくれます。

またメーカーによっては「車線維持機能」という機能も付いており、ステアリングに手を触れていれば、自動的に車線の中央に車を維持してくれるという、ほとんど自動運転ではないかと思われるような機能まで付いています。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)