【コラム】使い勝手の良い荷室

良い荷室の画像
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重要な荷室の形と容量

車を選ぶ際に重要な要素となるのが、トランクや荷室の容量です。
メルセデス・ベンツCクラスでは445Lの容量があり、これがEクラスだと531Lとなります。
しかし、この容量というものはひとつの目安にはなりますが、実際に物を積むときの使い勝手の指標としてはあまり当てになりません。
それは、物を積むときは液体ではなく、ゴルフバックや旅行鞄、段ボール箱や買い物袋という形のある物を積むことになるからです。
たとえ大容量のトランクであったとしても、薄くて奥行きが長ければ非常に使いづらく、また、たいして大きいものも積めないでしょう。

さらに言うと内部の容量だけではなく、トランクや荷室の開口部の位置や形も「積みやすさ」には重要です。
トランクの床や開口部のリッドが高ければ、重い荷物を積むさいに苦労することになります。
また、荷室が大きくても開口部が狭ければ、その開口部より大きい物は積めなくなります。

そして、その車の使われ方やドライバーの生活スタイルによっても、必要になるトランクの容量は変わってきます。
オープンスポーツカーには2人の手荷物が入れば十分でしょうが、多人数乗りのミニバンには多人数分の荷物を入れる必要があります。

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ハイト系軽自動車の荷室

最近流行のハイトタイプの軽自動車などは、スクウェアなボディを持っており、ラゲッジの容量自体は大きいのですが、これを有効に活用しようとすると、縦長に荷物を積み重ねる必要があり非常な苦労をしいられます。そういうときのために、さいきんはセカンドシートを折り畳む機構が標準で装備されますが、これを使うと当然セカンドシートに人は乗れません。

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ミニバンの荷室

普通車サイズのミニバンも同様で、7人乗りなどというモデルがありますが、サードシートは緊急用という事が多く、実際に7人で宿泊旅行を計画しても、7人分の荷物を乗せるスペースはありません。
7人乗りのLクラスミニバンでも、4人乗車で、4人分の宿泊荷物を想定した作りである事が多いです。

実際の使い勝手はディーラーで直接確認する

こういう事は、カタログの数値だけでは分かりませんので、実際にディラーに行って、自分の鞄が何個入るか試してみてください。
カタログを見ると良く「ゴルフバックが何個入るか」というシミュレーション写真が載っていますが、実際の自分の使用条件は試してみないと分かりません。
電気店で見たテレビが家に持って帰ってみると、以外と大きいということは良くあります。
人間の感覚というのはあまり当てにならないものです。

それから近頃のミニバンには、リアサスペンションにトーションビームという、単純な機構のサスペンションを使う事が多くなっていますが、これはコストを削減するという目的の他に、室内への張り出しが少なくなり、荷室の容量を増やす事が出来るという効果があります。
また同時に床がフラットになれば、ラゲッジの容量が同じでもずっと荷物が積みやすくなります。
カタログを見る際にはこういった所も確認してみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)