【試乗レポート】新型マツダ アテンザ ワゴン XD L Package(2WD)[LDA-GJ2FW] 上質な大人のワゴン


マツダアテンザ前面画像

試乗車は「新型マツダ アテンザ ワゴン XD L Package(2WD)」です。
スタイリッシュな外観のアテンザワゴンも、今回で3代目のモデルチェンジです。

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外観

日本車離れした欧州車的たたずまいです。はじめて見たときは「メルセデスベンツの新しいモデル?」と勘違いしたほどです。
しかし、よく見ればそれは気のせいで個性的なオリジナリティのあるスタイリングです。
おそらく最初メルセデスベンツと勘違いしたのは、その作り込まれたスタイリングから感じる完成度や雰囲気に対してのものでしょう。
ファミリーカーでは考えられないような、薄い扁平率の大径タイヤを履きこなしていてとてもスポーティです。
ワイド&ローなプロポーションで地をはうような印象です。なめらかで優美な力強い曲線で構成されていてとても美しいです。典型的な「魂動デザイン」です。

上品で甘さ控えめな大人のワゴンです。例えばヘッドライトのリフレクターから繋がるグリルの処理ですが、こういったディティールの処理を安易にやってしまうと、説明的であまったるいデザインになってしまいますが、アテンザでは微妙なラインと面を組合わせることで自然な一体感を得ています。
アテンザのシルエットは、後方に行くにしたがって絞り込まれるようなスタイリッシュなデザインですが、じつは室内空間はそんなに絞り込まれていません。
ガラスエリア後方を後輪の上で僅かにキックアップさせることで、後輪の力強さと共に後部キャビンが絞り込まれたような印象を与えているだけです。
こういったデザインテクニックの数々を駆使することで、このアテンザのすばらしく優美なデザインが作り上げられています。

マツダアテンザ後部画像
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内装

シンプルで質感が高くクラスを超えた高級感があります。白と黒のツートーン色は清楚で雰囲気がいいです。
シートは硬さがあり容量もたっぷりしているので、腰痛の心配はありません。
スタイリング優先の外観ですからボディの見切りは多少悪いです。そのわりに後部座席は広く、大人がゆったり過ごせるだけのスペースを備えています。

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エンジンとミッション

ディーゼルの太いトルクでグイグイと加速します。しかし出だしはゆったりとしているので、微妙なコントロールがしやすいです。
遮音材がしっかり驕られており、もともと静かなクリーンディーゼルとあいまってとても静かです。これはもう高級車の域ですね。
今流行の「CVT」ではなく普通の電子制御6速ATを装備しています。ディーゼルエンジンとの相性も良く、太いトルクを生かしてポンポンと小気味よくシフトアップしてきます。
やはりスポーティフィールでは通常のATの方が好印象ですね。

足回りとハンドリング

フロントに重いディーゼルを搭載しているので、ハンドリングは重厚で落ち着いた印象です。ちょっと高級な感じさえあります。
ドライバーの操作に対してリニアで素直な挙動をしめし、フィーリングも素晴らしいです。
乗り心地はしなやかでかつ引き締まったもので、こちらも重厚感があり高級な質感です。長距離移動も快適です。
ダンピングもしっかりしており、ミズスマシのようにフラットな走行感覚を持っています。高剛性ボディとの相乗効果で、小さな段差のショックも一発で収束させます。
普通車とは思えないような扁平率の大径タイヤを履いていますが、足回りがしっかりしているので不快な突き上げ感はありません。

評価のまとめ

これから、マツダやスバルのような小さな会社は他社では真似のできないような、思い切った個性がないと埋没してしまうでしょう。
そんな中でアテンザをふくめた新世代マツダ車は、どれも個性的で他に類を見ない魅力を備えています。
そのおかげで販売も好調です。良い車を造れば商売になるという単純なものではないでしょうが、安い労働力を使って作られた、安くてそこそこのものを大量に消費するだけではいづれどこかで行き詰まってしまうような気がします。
もっとマツダの様な成功事例が増えれば嬉しいです。

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。