新型メルセデス ベンツ C180(W205)【試乗評価】圧倒的な完成度の高さ [DBA-205040C]


今回は「新型メルセデスベンツ Cクラス セダン C180(W205)」を試乗レポートいたします。
このCクラスセダンは2014年のモデルチェンジで4代目となりました。

先代のCクラスでは行き過ぎたコストダウンのせいで、少し走りなどの動的質感を下げすぎていましたが、今回のモデルチェンジではその当たりの反省もあり、大幅に質感を向上させています。

メルセデスベンツC180前面画像

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外観

全長4690mmX全幅1810mmX全高1445mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2840mmとなります。

流麗なロングノーズショートデッキの伝統的なスタイルです。上品かつ大胆で美しさと凄みが上手くバランスしたデザインです。ライバルのBMW3シリーズと比べると、少し大人っぽい表情を備えています。

フロントフェイスは、最近のメルセデンスベンツに共通するデザインで、新しいアヴァンギャルド顔が良く似合います。

サイドビューは、セダンとしては抜群のプロポーションを備えており、伝統的FRレイアウトならではの美しいスタイリングです。

リア周りは、小型のリアコンビランプが新しくデザインされ、スポーティな雰囲気に仕立てられています。

メルセデスベンツC180後部画像
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内装

クラス標準を超える、モダンで上品な内装デザインです。メーターは大きな2眼タイプを備え、使い勝手も良好です。
シートに座りドアを閉めると、ボディ剛性をたっぷりと感じられる重厚なドアの音がします。

メルセデスベンツC180内装画像

かつて、ドイツ車勢の中では、アウディの内装デザインが最高峰という評価でしたが、今回のモデルチェンジでメルセデスベンツの内装もかなり質感を向上させています。
どちらにもそれぞれ違った個性があり、甲乙付けがたいレベルに仕上がっています。

メルセデスベンツC180コントローラー画像

助手席と運転席の間にレイアウトされた「タッチパッド式コントローラー」は、手元を見る事無く複雑な入力が可能です。ただ、右ハンドル仕様だと左手で入力する事になりますので、不器用な人には文字入力が難しいかもしれません。

メルセデスベンツC180シート画像

前席のシートは厚みがあり、しっかりとした上質なスポンジがたっぷりと詰め込まれています。サイズにも適度に余裕があるため、長距離運転でも快適です。
後席のシートも同様に、たっぷりとしたサイズと厚みのシートを備えており、座り心地は良好です。

ボディには遮音材が贅沢に詰め込まれており、ロードノイズや風切り音も良く押さえ込まれています。加えてエンジンの音も静かですので、車内の静粛性は高いです。

メルセデスベンツC180センターコンソール画像
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エンジンとミッション

1.6L直列4気筒DOHCターボエンジンと、7速ATが組み合わされます。
エンジンは、156ps/5300rpmの最高出力と、15.5kgf・m/1200-4000rpmの最大トルクを発揮します。
JC08モード燃費は、17.3km/lとなります。

必要十分な動力性能で、1490kgのボディを過不足なく走らせます。また、エコモードでパワーが不足する場合は、スポーツモードに切り替えることでキビキビしたエンジン特性を得られます。

日常域でゆったりと走るにはふさわしい、バランスの取れたパワーユニットです。ただ、エンジンが1.6Lなのでエンジンサウンドやパワーに物足りなさを感じる人もいるでしょう。そういう人には、少し上級の2L直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載したC250の方をオススメします。

足回りとハンドリング

前輪に4リンク式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。前後共にスタビライザーで強化されています。

FRらしい小回りの良さで、車庫入れや転進も簡単です。
電動パワステが軽すぎて違和感があり、従来の油圧式ステアリングと比べると質感も今一歩といったところです。ただ、速度を上げることでしっとりとした重みが加わり、違和感は少なくなります。

また、試乗車はメカニカルサスにランフラットタイヤが組み合わされていましたが、この足回りは少し乗り心地が硬く、低速でコツコツと路面の段差を拾います。
ただ、この試乗車は走行距離が少ないため、足回りに十分な当たりがついていなかったのかもしれません。また、ドイツ車は年次改良を積極的に行っていますので、今後の改良で乗り味がしなやかになる事も十分考えられます。

すでに初期型を買ってしまったという人は、メーカー純正のランフラットタイヤを普通のラジアルタイヤに替えるだけで、随分としなやかな乗り心地にする事ができます。
その場合は、「タイヤパンク修理キット」の常備をお忘れなく。

評価のまとめ

メルセデスベンツらしい押し出し感のある外観と、完成度の高いハードと質感、こういったものが高次元で見事にバランスされています。
足回りに初期型特有の硬さがみられますが、過去のメルセデスベンツの年次改良実績から考えると、徐々に熟成されしなやかに改善されて行くでしょう。

日本の交通事情にぴったりとあった適度なサイズ感、工業製品としての高い完成度と上質さ、さらに押し出しの強い外観とプレミアム感が見事にバランスした一台です。

また、「とにかく間違えのない車を教えてくれ」という人にも自信を持ってオススメできる車です。

価格

価格 | 4,270,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。