現金払いとローン、お得なのはどっち?そのメリットとデメリットについて【お得情報】

1ドル紙幣

手元にお金の無い時でも、すぐにクルマを購入できるのがローン最大のメリットですが、その分、金利として余分なお金を支払うことになります。

そのため「どうしてもすぐにクルマが必要だ」とか、「手元に十分なお金が無い」といった特別な事情がないかぎり、現金で購入したほうがお得です。

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200万円を年利5%で借りる場合

例えば、200万円のお金を借りて、金利5%でローンを組み、5年間で返済するという場合は、月々28307円の支払いと共に、ボーナス月には85436円の支払いが必要になります。この場合、支払い総額は、255万2780円ですから、なんと55万円以上がローンの手数料として消えていく計算になります。

55万円といえば、ちょっとしたパソコンが5台買える額です。つまり、5年間に渡って毎年新しいパソコンを買うチャンスを棒に振った事になるのです。

5%といえば、国産車のディーラーが金利キャンペーンを行っている時の金利です。つまり、通常であれば、これ以上の金利を取られることも珍しくないのです。そう考えると、簡単にローンを組む気にはなれませんね。

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ディーラー以外でローンを組むと

ただし、自動車ローンを貸してくれる所は、何も自動車ディーラーだけではありません。銀行や信金、JAなどの自動車ローンを使えば、もう少し安い金利で借りることができます。

例えば、現在、JAが取り扱っている自動車ローンの場合は、年利2.050%~6.675%と幅がありますが、条件によってこの最低金利2.050%で借りることも可能です(詳しくは最寄りのJAにお問い合わせください)。

つまり同じ200万円を借りても、月々の返済は26324円。ボーナス月は79186円。支払総額237万1300円となり、18万円位のお金を節約することができます。といっても現金で払うより、37万円程度のお金を余分に支払うことに変わりはありませんが。

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銀行やJAの自動車ローンは、手続きが複雑で審査が厳しい

ただ金利が安いといっても、こういった銀行やJAの自動車ローンには、「手続きが複雑で、審査が通りにくい」といったデメリットがあります。

そのため、「勤続年数が少ない」とか、「年収が少ない」といった人の場合は、ディーラーで借りたほうが審査が通りやすいです。

自動車ローンを使った、値引きの裏技

ディーラーが貸し出す自動車ローンを使えば、利益として「金利手数料」が見込めるため、ディラーとしてはそれを原資としてより多くの値引きが可能になります。

そのため、始めに自動車ローンを前提に値引き交渉を行っておき、ある程度話がまとまったところで、現金払いに切り替えるという裏技もあります。

ただし、この裏技を使うとディーラーの儲けは少なくなりますので、ちょっと嫌な顔をされるかもしれません。「ああ、分かりました」と気安く変更を聞いてくれる場合は、まだまだ値引きの余地があったという事になります。

自動車ローンを賢く利用するには

自動車ローンをお得に使うには、「なるべく現金で支払い、ローンの額を少なく圧縮する」。「銀行や信金、JAなどの金利の低い自動車ローンを利用する」。「銀行でローンを断られた時に、初めてディーラーでローンを借りる」。といった3段構えの戦略が必要です。

また、「いざという時に備えて、手元に使い勝手の良い現金をある程度置いておきたい」といった人にも自動車ローンは便利なツールとなります。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)