秋ろーは、病気の為、右手と右足に軽い麻痺と硬直があります。といっても障害者年金がもらえる程ではありません。
ただ、精密な作業や力仕事、速度を要求される作業、スタミナのいる作業ができないため、普通の仕事に就くことができません。そこで探しに探しまくってやっと見つけたのが、主に高齢者や主婦が働いている、ある場所での監視業務です。
この仕事は月に10日程度、一日4時間の軽い業務ですが、今の秋ろーにとってはギリギリの作業量です。そのため、家に帰ってからブログを書こうとすると、強烈な眠気が襲ってきて全く頭が働きません。
この眠気を取って頭をスッキリとさせるためには、30分から1時間程度の仮眠が必要ですが、寝床に入ってしまうと夜中までぐっすりと寝入ってしまいます。かといって、椅子に座って仮眠を取ると、どうしても首が痛くなってその後の作業に支障をきたします。
仮眠用にニトリの「リクライニング・ワークチェア」を購入
そんな時に目にしたのが、ニトリの「リクライニング・ワークチェア」です。「おっ、これなら短時間の仮眠にちょうどいいかも?」と閃いて、今回、購入してみることにしました。価格は23,056円(税別)。今の秋ろーにとっては結構勇気のいる価格ですが、これで作業効率が上がれば言うことありません。
左にあるのがニトリのリクライニング・ワークチェア。右側の薄汚れた椅子が、20年選手のビジネスチェアです。背もたれにフレームが飛び出してきて、もうそろそろ限界が近いです。
座り心地は、フカフカしすぎ
このリクライニング・ワークチェア。座ってみるとクッションがフカフカしすぎて、かえって疲れてしまいます。さらに、夏の暑い時期に使うと、熱気が表面にこもってムシムシしてしまいます。
ただしクッションについては、その後、1周間程度使っていると適度につぶれていい感じに落ち着いてきました。また表面のムレについては、かっこ悪いですが身体の直接当たる部分にバスタオルを敷く事で、なんとか快適に使えるようになりました。
仮眠用の椅子としては満点
肝心の寝心地に関しては、寝床で眠るほど快適ではありませんが、それがちょうど30分位で目が覚めることに繋がり、仮眠のための椅子としては大成功といったところです。特に眠る時に引き出して使うフットレストは最高です。足を高く上げるだけで、こんなに楽になるとは思いませんでした。ちょっとしたビジネスクラス気分を味わう事ができます。フルリクライニングから少しだけシートバックを起こすと、パソコンでHuluなどの映画を見るのにも最適です。
作業用の椅子としても価格なりの使い勝手の良さは十分にあります。慣れてくるに従って、一番収まりのいい場所に、自然に身体がずらせるようになってきました。ただし、おまけでついているランバーサポートは、今のところ何の役にも立っていません。腰に付ければ腰が痛くなるし、枕に使えば、首の調子がおかしくなるといった具合です(写真では邪魔になるので、シートバックの後ろにぶら下げています)。
全体を通してみると、23,056円(税別)以上の価値は十分にあるといえます。今回の主な目的は「快適な仮眠を得るため」ですが、その目的も十分に果たされています。