車がガス欠した場合の対処【運転のコツ】

ガソリンを給油する手

ガス欠は、目の前にある燃料計をしっかりと確認する事で防ぐ事のできるトラブルです。にもかかわらす、多くの人が経験する可能性のあるメジャーなトラブルでもあります。

その証拠に、JAFの救援項目では常にベスト3を維持し続けています。

このガス欠が良く起こる時期といえば、年末年始の帰省ラッシュやゴールデンウィークなどです。

こういった時期には、予期せぬ渋滞に巻き込まれることによって、どれだけ走ればどの位のガソリンを消費するか?それによってどのガソリンスタンドで給油すればいいのか?といった計算が狂う事が多いのです。

また、このようなトラブルを起こすのは、経験の浅いドライバーに多いのですが、中にはベテランのドライバーでもついうっかりやってしまう事があります。

ガス欠といえば、未熟なドライバーの代名詞のようなトラブルですので、ベテランドライバーや車好きを自称する人がこれをやってしまうと、かなり恥ずかしい思いをする事になります。

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車がガス欠した時の、初期症状とは?

ガス欠の初期症状としては、平坦路を走っている時は何も感じないが、ちょっとした上り坂になると今ひとつパワーに伸びがないとか、加速が鈍いといった症状が現れます。

また、そこからさらに走り続けると、平坦路でも「エンジンパワーが強くなったり弱くなったり」といった咳き込むような症状が現れ始めます。

そんな症状を無視してさらに走り続けると、今度は赤信号で停車中に急にストンとエンジンが止まったり、走行中に急にエンジンが停止してグライダーのような空走状態に陥ります。

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ガス欠に陥った時の対処法

走行中にガス欠に陥ってエンジンが停止すると、パワーステアリングが効かなくなったり、ブレーキの力が弱くなったりと、安全な走行に支障をきたすことになります。

そのため、ガス欠の兆候に気がついたら、いち早くハザードを点灯して安全な路肩に停車するようにしてください。

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ガス欠を予防するには?

このガス欠を防ぐには、頻繁に燃料計を確認するクセを付ける以外ありません。サービスエリアの標識を見たら燃料系を確認するとか、自分なりのルールを決めておくのも一案です。

車に「走行可能距離」が表示されるタイプの燃料計が装備されていれば、あとどの位走ることができるのか簡単に確認する事ができます。しかし、この走行可能距離は走行状況によって大きく変動する事がありますので、参考程度に留めておきましょう。

黄色いランプの点灯する「燃料警告灯」も同様です。このランプが点灯するとほとんどの車でガソリンの残量は10リッター以下となります。しかし、これはあくまでも目安ですので、このランプが点灯したら早めにガソリンを補給するようにしてください。

JAFに救援を依頼した時のおおよその料金

高速道路でガソリンが無くなった時は、JAFに救援を要請するしかありません。

昼間(8時から20時)に、SAやPA以外でガス欠になった時、JAFの救援を要請すると、JAF会員であれば、ガソリン代の実費(18リッター程度)のみで給油してもらう事ができます。

会員以外の場合は、ガソリン代に加えて作業料16,460円、プラス高速料金が加算されることになります。

JAFの詳しい料金については、JAFの公式サイトを御覧ください。

一般道でガス欠した場合

一般道でガス欠した場合は、最寄りのガソリンスタンドでガソリンの携行缶を借りて給油するか、スタンドが遠い時はガソリンを配達してもらいます。

料金はそれぞれのガソリンスタンドによってバラバラです。携行缶のレンタル料を取られる場合もあります。当然ながら、ガソリンを配達をしてもらえばその分価格も高くなります。

万が一に備えてガソリンを携行するという人もいますが、携行にはガソリン専用の金属缶を使用してください。また、1年以上前のガソリンは劣化が始まっていますので、そのまま使うとエンジンにダメージを与える恐れがあります。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)