【運転のコツ】マニュアル トランス ミッション車の運転方法

マニュアルシフト画像
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半クラッチの上手な使い方

マニュアルトランスミッション車を停止状態から発進させる際、一般的にはクラッチを切ってギアを1速に入れ、再びクラッチを繋ぎながら、アクセルをじわっと吹かして発進します。

この再びクラッチを繋いでアクセルを吹かす時、教習所では「半クラッチ」状態でアクセルを吹かすように教えています。
多くの方も、この方法でシフトチェンジされている事でしょう。

しかし、これではクラッチとミッションに負担が掛かり過ぎ、クラッチの摩耗やミッションの劣化の原因となります。

そこでおすすめの方法は、クラッチを切ってシフトを1速に入れるまでは同じですが、その後クラッチを繋ぐ際、半クラッチではなくクラッチオフから25%くらい戻した位置で、クラッチペダルを一度止めてください。
この場所は、じわっとクラッチを繋げて行くと、車に駆動力が伝わり始めるので感覚で分かります。
このクラッチの位置から、クラッチペダルをさらに戻して繋げながら、アクセルも同期してじわっと踏み込んでいきます。
この操作をゆっくりスムーズに行う事で、車もスムーズに発進できます。

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シンクロナイザリングを上手に使うコツ

詳しく説明すると難しくなりすぎるので、簡単に説明しますが、マニュアルトランスミッションのギアとギアの間には、シンクロナイザリングという、ギアとギアの回転速度を同期して、シフトチェンジをスムーズに行う機構が組み込まれています。

トランスミッションを1速から2速へと変速する際、今までエンジンの駆動力を伝えていた1速ギアと、フリーになっていた2速ギアでは回転速度に差があり、そのままギアを噛み合わせると壊れていまいます。

そこでこのシンクロナイザリングを、変速の前に、次のギアに押し当てて回転を穏やかに伝え、両方のギアの回転を同期します。

具体的な操作方法は、ギアを1速から2速に入れる際、強引に2速に押し込むのではなく、2速ゲートの入り口で軽く押し当てるようにします。
この時、シンクロナイザリングが二つのギアの間で同期を始めますから、そのまま同期されるのをゆったりと待ちます。
ギア同士の回転が同期されると、シフトレバーが吸い込まれるように2速へ入ります。

コツとしては、2速の入り口までは素早く操作し、後は軽い力で押し当てながら、シフトレバーが吸い込まれるのをゆったり待つ感じです。
説明のためにゆったり待つと書きましたが、実際にはあっという間に吸い込まれギアチェンジされます。

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ギアチェンジの際のショック

シフトアップした後、クラッチを繋ぐ際にショックがあるのは、ギアとエンジン回転が合っていないからです。
ショックのあるギアチェンジを繰り返していると、ミッションが故障したり、クラッチの摩耗が早まったりとトラブルの原因になります。
エンジン回転計を確認しながら、シフトショックのない変速タイミングを探ってみてください。

減速感のあるショックは、クラッチを繋ぐタイミングが遅すぎるのが原因です。エンジン回転が落ちる前に、クラッチを繋いでください。
加速方向のショックは、エンジン回転が高すぎるのが原因です。もう少し、エンジン回転が落ちてから、クラッチを繋いでください。

シフトダウンのコツ

マニュアルシフトが上手い人に限って、平坦路での減速時にもシフトダウンを巧みに使って、エンジンブレーキを掛けながら減速します。
しかし、これはミッションやクラッチに負担がかかるだけなので、やる必要はありません。

シフトダウンをした方がいいのは、坂道でのエンジンブレーキと、力強い加速を得たい時です。

4速から3速へシフトダウンする際を例に説明すると、まずクラッチを切って、シフトを4速から3速へ変速します。
このままクラッチを繋ぐと、エンジン回転が低すぎて、減速感を伴うショックが発生します。
そこでクラッチを切ったまま、軽くアクセルを吹かして、エンジン回転を上げてください。

どのくらい上げればいいかは、何度か試して経験で判断するしかありません。
しかし何度かやれば、そのうち無意識に適正なエンジン回転に合わせる事ができるようになります。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)