「パンク修理キット」を使って、自分でパンクを補修してみよう!【DIY】

アストンマーチンのタイヤ

最近のタイヤは性能が向上しているため、丁寧に扱っていればそうそうパンクすることはありません。

ただし、パンクの頻度が低いからこそ、突然パンクをしてしまうとどうしたら良いか分からず、右往左往してしまうことになります。

JAFに救援を依頼し、ガソリンスタンドで修理、もしくはタイヤの買い替えなんてことになれば、それこそ数万円のお金が一気に飛んでいきます。

そこで今回はこんな時に役立つ「自分でタイヤの修理をする方法」について解説したいと思います。

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パンクの修理には「パンク修理キット」が便利!

自分でタイヤの修理をするには、「パンク修理キット」というものを使います。このキットは、ネットやカー用品店、ホームセンターなどで購入することができます。価格は1000円から2000円程度で、これで数回の補修ができますので、一度購入すればガソリンスタンドで修理するよりも費用(ガソリンスタンドの修理費は3000円前後)を圧倒的に安く抑えることができます。

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パンク修理の手順

「パンク修理キット」でパンクを修理するのは簡単です。ただし、タイヤが自動車に付いている状態では修理ができません。まずは、ジャッキアップをしてスペアタイヤに交換。そのまま自宅など安全な場所に移動して、そこではじめてゆっくりとパンクの修理を行います。

特に幹線道路や高速道路上など、交通量の多い場所でパンク修理を行うのは危険です。必ず安全な場所に移動してから行いましょう。

タイヤ交換の具体的な方法については、下記の記事を参考にしてください↓
参考:【DIY】タイヤ交換(点検とメンテナンス)

【DIY】タイヤ交換(点検とメンテナンス)

傷の場所を特定する

まずは空気漏れが起こっている場所を探します。自動車のパンクの場合は、釘やネジが残っていることが多いので簡単に探し当てることができます。分からない場合は、ガソリンスタンドで空気を充填して、空気が勢い良く漏れる音を頼りに探してください。

「パンク修理キット」で修理できる傷は、トレッド面にある小さな傷だけです。サイドウォールの傷や5mm以上の傷、バーストによる傷の修復はできません。こういった場合はディーラーや整備工場に持ち込んで修理、もしくは新品のタイヤと交換してください。

傷口を滑らかに加工する

傷を特定したら、傷口に刺さっている釘やネジを抜き取ります。ネジの場合は、無理に引き抜かず、ドライバーで回しながら抜いてください。

次に付属の棒ヤスリで、傷の表面をなめらかに整えます。この時、やりすぎると傷が大きくなって、補修しにくくなります。軽く10回程度往復させれば十分でしょう。

「ゴム栓」の用意

次に本体のグリップとガイドを接続して、ガイドの中に「ゴム栓」を挿入します。「ゴム栓」をガイドに挿入する前には、たっぷりと「ゴム栓」に接着剤を塗布することを忘れないでください。

ガイドをタイヤの傷に差し込む

次にタイヤの傷口にガイドを垂直に当て、体重を掛けて真っ直ぐに押し込みます。根本までしっかりとガイドが挿入されている事を確認したら、今度は逆方向に引き抜いてください。この時も真っ直ぐに引き抜くことが大切です。

「ゴム栓」には、先端にストッパーがありますので、ガイドだけがタイヤから引き抜かれ、「ゴム栓」はタイヤの傷口にしっかりと固定されるという仕組みです。ゴム栓がタイヤから飛び出している場合は、その部分をカッターで切除してください。

後はガソリンスタンドまで行って、タイヤに空気を補充すれば終了です。

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タイヤがパンクしたら、すぐにスペアタイヤと交換する

タイヤがパンクしたままで走行を続けると、サイドウォールが摩耗して、パンクを修復してもタイヤとしては使えなくなってしまいます。そのため、タイヤがパンクしたらすぐに路肩に車を停め、スペアタイヤに交換することが大切です。

ただし、交通量の多い幹線道路や高速道路は例外です。路上に車を停めてタイヤを交換していると、後続車両に追突されるおそれがあるからです。

こういった場合は、タイヤの寿命よりも自分の安全を優先してください。サービスエリアや安全な広い場所まで走って、そこで初めてスペアタイヤと交換しましょう。

「スペアタイヤ」の代わりに「タイヤ補修剤」を使う

タイヤの簡易修理には、スペアタイヤを使うよりも、「タイヤ補修材」の方が簡単でスピーディです。

「タイヤ補修剤」は、「パンク修理キット」のように完全な修理はできませんが、スペアタイヤの代わりとしては十分な機能があります。使い方は簡単で、傷口から「タイヤ補修材」を注入するだけでエアーと補修材が注入され、その後、しばらく低速で走り続ければ自然に傷口が塞がります。

この「タイヤ補修剤」も、「パンク修理キット」と同様に大きな傷やサイドウォールのバーストには使えません。やはりどんな傷にも使えるという意味では、スペアタイヤの方が安心感は高いです。

できれば「スペアタイヤ」と「タイヤ補修剤」を積んでおき、状況に合わせて使い分けるというのが賢い使い方です。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)