F1カーの値段はおいくら?【F1】

フェラーリF1・ミニカーのオーバービュー

高級な車といえば「メルセデスベンツ」や「BMW」なんかのドイツ車をイメージしがちです。しかし実際は、「フェラーリ」とか「ランボルギーニ」などのスーパースポーツ車、俗に「スーパーカー」と呼ばれる車の方が桁外れに高額な車は多いです。

現在、日本で公式に購入することのできるフェラーリの最上級モデル、「フェラーリ・F12 ベルリネッタ TDF」の場合は、なんと5,120万円もします。

「フェラーリ・F12 ベルリネッタ TDF」が高額になる理由は、車そのものの値段に加えて、ブランド価値や希少性といったものもありますが、プリウスやヴィッツなんかの大衆車と比べれば、手作りの工程が多いというのもその理由です。

といっても「フェラーリ・F12 ベルリネッタ TDF」は、あくまで工場で生産される量産車。ほぼ一品もののF1カー(マシン)と比べれば、手作り工程は圧倒的に少ないはずです。

そう考えると「F1カーって、どれくらいの値段なんだろう?」なんて疑問が湧いてきます。そこで今回は、そんなF1カーの値段を、チーム運営費や予算なんかから逆算して勝手に推測してみたいと思います。

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F1マシン(カー)の値段は一台27.4億円くらい?

F1カー(マシン)を作るために必要なお金をざっと洗い出すと、まず、エンジンやシャシー、ボディを設計する技術者や、それを元に実際のF1カーを組み立てる職人、テストドライバーやチームを裏から支えるスタッフたちの人件費。もちろん、F1カーの材料費もあります。これに食費や宿泊費、交通費なんかの細々とした経費まで含めると、複雑すぎて計算のしようが無いです。

そうは言っても、ここで諦めてはF1カーの値段は分かりません。ということで、公開されているチームの運営費などから、大体の見当を付けてみようと思います。

F1チームの予算は上位チームで600億円以上

F1の運営チームが一年で使う予算は、上位チームで600億円以上、下位チームなら100億円くらいです。

フェラーリの場合は、一年で600億円くらいを使うことが多いんで、予算的には上位チームということになります。ちなみに、フェラーリが2018年度にF1運営に使った予算は4億3000万ユーロでしたから、日本円に換算すると548億円(2018年5月現在のレート)です。

この中で、純粋にF1カー開発のために使われている予算を半分くらいだと仮定すると、274億円ということになります。さらに、このお金を使ってF1マシンを10台制作すれば、一台あたりの値段は「27.8億円」という大雑把な計算がなりたつわけです。

かなり大雑把な計算ですけど、チーム運営費をベースにしてるんで、大きく外しては無いと思います。

この大雑把な公式を、予算100億円程度の下位チームに当てはめると、F1マシン一台あたりの値段は「5億円程度」ということになります。フェラーリの計算をした後に聞くとなんだかすっごく安いような気もしますが、それは単なる錯覚です。なにしろ、5億円といえば「フェラーリ・F12 ベルリネッタ TDF」の約10倍ですから。

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マシンの費用には、シーズン途中の改良費用も含まれる

といってもこの計算は、「チーム運営費548億円の内、半分程度をマシン制作費に使った場合」という改定に基づいて計算したおおよその額です。実際のマシン制作費用がこれと同じくらいであるという裏付けは何もありません。

さらに付け加えると、F1の場合はマシンが完成した後もそれぞれのパーツに対して日夜細かな改良が続けられます。改良を施した後テストコースを走って実際のデータを取るとか、レースで得られたデータを元にさらに改良を加えるといった事が頻繁に繰り返されていくわけです。

こういった地道な改良を繰り返していくうちに、マシンの制作に掛かる費用もドンドン吊り上がっていきます。中にはシーズンを通して開発・改良が続けられたパーツが、次のシーズンの新しい改良型マシンにに搭載されるなんて事も珍しくありません。こうなってくると、どこで使った費用がどのシーズンのマシンに使われているのか、簡単に切り分けることは不可能です。

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マシン制作にお金を沢山掛けたからといって、優れたマシンを開発できる訳ではない

もちろん、運営規模の小さいチームであればマシン制作費用も相対的に小さくなりますし、逆にメーカーが直接運営するチームや大きな企業のバックアップを受けるチームの場合は、その莫大な予算規模に合わせてマシンの制作費用も大きくなります。

といっても予算を大量に投入すればそれだけで良いマシンが出来るとは限りません。チーム内のコミュニケーションが円滑に行われ、技術やセンスに優れた設計者がいる場合は、始めから完成度の高いマシンを制作する事が可能です。

こういった完成度の高いマシンをシーズン序盤から投入できれば、余計な改良やテストがいりませんので効率のいいチーム運営が可能です。結果的にマシンの価格も適正に抑えられます。つまりF1の場合は、必ずしもマシン製作に莫大な資金を投入したチームが良いマシンを作れるわけではないのです。これは、以前、鈴木亜久里率いる「スーパーアグリ」が、一時的に本家のホンダF1チームを成績で上回っていた事からも明らかです。

といっても、予算100億と600億では違いすぎます。予算の差をひっくり返っせるのは、せいぜい100億から200億程度の差まででしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)