月末などちょっとお金が厳しくなってくると、高価なハイオクガソリンを入れるのがもったいなく感じる事があります。
そんな時、少しでもお金を節約するために、「レギュラーガソリンを入れたらどうなるのだろう?」という疑問が湧くかもしれません。
結論から言うと、ハイオク指定の車にレギュラーガソリンを入れても問題はありません。
※一般的な乗用車の場合です。特殊なスポーツカーや古い車の場合は、取扱説明書を見るか販売店に問い合わせてください。
ハイオク指定の車にレギュラーを入れても大きなメリットは無い
ただし、ハイオク指定の車は、ハイオクガソリンを入れることによって、最大の性能を発揮するように設計されています。
そのため、レギュラーガソリンを給油すると、最大パワーやトルクが減少したり、燃費性能が落ち込むことになります。費用対効果を考えると、レギュラーガソリンを入れるメリットはほとんどありません。
唯一のメリットといえば、なんらかの理由でハイオクガソリンが入手できない時、緊急避難としてレギュラーガソリンを給油する時くらいでしょう。
レギュラー指定の車にハイオクを入れると?
では逆にレギュラー指定の車に、ハイオクガソリンを給油した時はどうなるのでしょう。この場合も、特に問題なく走ることができます。
といっても、普段以上にパワーが出たり、燃費性能が向上するといった事はありません。ハイオクガソリンはレギュラーガソリンよりも高価ですから、わざわざ余分なお金を払ってまで給油する意味はありません。
ハイオクガソリンにはレギュラーガソリンに添加されていない「エンジン洗浄剤」が含まれます。ただし、これは一回入れたくらいで効果の出るものではありません。
ハイオクガソリンの銘柄による違い
ハイオクガソリンは、メーカーによって様々な銘柄が販売されています。レギュラーガソリンの場合は、銘柄による違いはほとんどありませんが、ハイオクガソリンの場合は、銘柄の違いによって成分の配合が異なります。
当然ながら、成分が異なればその性能も異なります。銘柄によって最高出力がアップするものや、燃費性能が向上するもの、洗浄効果の高いものまで様々です。
出力の違いは体感である程度判断がつきますし、燃費性能の場合は「満タン法」で大まかな燃費を計ることができます。
自分が乗っている車との相性もありますので、興味のある方は、一度色々な銘柄を入れて乗り比べてください。
満タン法については、下の記事で詳しく解説しています↓