欧州でF1といえば、日本では想像できないくらいの人気花形スポーツです。そのためF1ドライバーに憧れをいだく女性も多く、なんとかしてお近づきになりたいと集まってくる女性たちによって、派手な女性関係の噂があとをたちません。
中には「アラン・プロスト」や「ナイジェル・マンセル」のように、奥さん一筋といった愛妻家もいますが、多くは入れ替わり立ち替わり、次々と付き合う女性を替えるといったスケベなドライバーばかりです。
女好きで有名なネルソン・ピケ
そんな女好きのF1ドライバーの中でも群を抜いて好き者なのが、かつて3度のドライバーズチャンピオンの栄冠にも輝いたことのあるブラジル人の「ネルソン・ピケ」です。
ネルソン・ピケの女好きはF1関係者の中でも有名で、入れ替わり立ち替わり次々と女性を替えるどころではなく、同時に何人もの女性と付き合い、その恋人たちそれぞれに子供をもうけていたというくらいの強者です。
現在ネルソン・ピケは60代に差し掛かってしますが、認知している子供だけで、5男、2女の計7人の子供がいます。なかでも次男の、ネルソン・ピケJr.(ネルソン・アンジェロ)は、かつて父親と同じF1ドライバーとして活躍していたこともあります。
F1ドライバーとお近づきになる方法
このようにF1ドライバーの周りには、華やかな女性関係の話があとをたちません。これは、F1ドライバーが単に女好きだからというだけではなく、F1ドライバーとそのファンの女性達を結びつけるシステムが自然で出来上がっているという事もあります。
そのシステムとは「グルーピー」と呼ばれるものですが、分かりやすい例でいえば、演歌歌手やお笑い芸人の「出待ち」をしている熱狂的なファンたちが近いかもしれません。
F1の「グルーピー」は、テレビ局玄関口で「出待ち」をする代わりに、出来るだけ足繁くサーキット場に通い、なんとかお目当てのドライバーの目に止まろうとあの手この手で必死にアピールします。そこでめでたくF1ドライバーに気に入られれば、晴れてパドックに自由に出入りする事が許されます。
ここから先はそのF1ドライバーと女性の個人的な関係により、さらに深い関係に進むのか、そのまま終わるのかは様々なパターンがあり一言ではいえません。
また、グルーピーの中でも日本人女性は特に高い人気を得ているといいます。単に手軽に遊べる相手として軽く見られているのか、はたまた日本人独特の魅力が高評価を得ているのかは定かではありませんが。
地味ながらF1関係者との出会いも
このグルーピーの女性たちは、当然ながらF1ドライバーの目に留まるラッキーな人たちばかりではなく、多くの女性はただのいちファンで終わることがほとんどです。
ただし、こういったその他大勢の女性たちにも、F1の世界に近づくことが出来るもう一つの道が残されています。
それが、メカニックやチームスタッフ、プレス関係者たちとの出会いです。F1ドライバーほど派手なイメージはありませんが、F1が好きな人なら、「F1のメカニックとお近づきになる」というのがどれほど嬉しいことが簡単に想像が付くでしょう。