【技術解説】電気自動車は制御と構造(レイアウト)の自由度が高い

ガソリン車と電気自動車では、その使用するエネルギー源が全く違うため、内部構造や社会インフラ、使い方などに様々な相違点があります。

今回の【技術解説】では、その違いの中から、ガソリン車と電気自動車の「制御技術」と「構造(レイアウト)」の違いについて解説したいと思います。

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電気自動車とガソリン車の反応速度

電気自動車のスロットルはアクセルと電気モーターが電気的に繋がっているため、ガソリン車に比べて圧倒的な反応速度を誇ります。

そのため、人間が違和感を感じないレベル(ガソリン車と同じ)の反応速度に設定しても、さらに時間的な余裕が生まれます。

電気自動車では、この時間的余裕を使ってガソリン車にはない、おもしろい制御を行うことができます。

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制御の自由度が高い電気自動車

自動車の制御には、車を安定させるための制御と、人間に車が意のままに動いていると感じさせるための制御があります。

電気自動車の場合は、制御速度が圧倒的に高速なため、この二つの制御を同時に行うことが余裕があります。

例えば、電気自動車の安定性を確保した上で、ゆったりした重厚感のある動きを演出するとか、ピーキーな特性のスポーツカーのようなフィーリングを持たせるといった事が、プログラミング一つで簡単に演出できるわけです。

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物理的なレイアウトの自由度が高い電気自動車

また、電気自動車のこの自由度の高さは、制御だけではなく物理的な構造についてもいう事ができます。

例えばガソリン車の場合は、大きなエンジンを車体の前部や後部などに大きなスペースを取ってレイアウトし、さらにその周りに複雑な補機類を精密に配置してやる必要があります。

しかし電気自動車の場合は、基本的な構造が簡単なため、電気モーターとバッテリーの他には大した部品を必要としません。また、その電気モーターとバッテリーの間には、電気コードが接続してあるだけですから、この二つの部品がある程度離れた場所にあっても問題ありません。

つまり、ガソリン車と比べると、圧倒的に高いレイアウトの自由度を持っているという事になります。

ガソリン車とは全く違うスタイリングも可能

具体的には、エンジンのあった部分を室内空間の拡大に当て、電気モーターは4つのタイヤホイールの中にそれぞれ格納してやり、車体中央の低い位置にレイアウトされたバッテリーと電気コードで接続するということも可能です。

さらに今まで補機類が詰まっていたスペースは、ぐっと引き締めて流麗なスタイリングや空気抵抗の向上などに使うなど、その車のコンセプトに合わせて自由に設計する事が出来ます。

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

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現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)

パリモーターショー行きたい(2018年10月)