ついに実現する空飛ぶ車「スカイカー」ベスト3【こぼれ話】

2015年を舞台にして制作された大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー・パート2」では、映画のなかに沢山の空飛ぶ車が登場しています。

昭和時代の未来予想図に付きものだったこの「空飛ぶ車」ですが、現実にはまだ普通に路上を走り回るような状況ではありません。

ただ、コンセプトや試作車などを含めると、世界中に様々な「空飛ぶ車」が計画、もしくは製造されており、近い将来には「ひょっとしたら普通に街中で見かけるようになるかも?」と期待を抱かずにはいられません。

そこで今回は、こんなわくわくするような「空飛ぶ車」の中から、特にかっこいい車を秋ろーの独断と偏見で3つほどピックアップしてみたいと思います。

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エアロモビ社・AeroMobil3.0

まずなんといってもダントツにかっこいいのが、エアロモビ社の「AeroMobil3.0」です。現在はプロトタイプのテスト飛行までプロジェクトは進んでいますが、生産モデルの導入にはまだまだ課題が多く先の事となるようです。

自動車で走行する時は2枚の羽を後部に折りたたむ、まるでF-14トムキャットのような可変翼をもちます。よく考えられている点はこれだけではなく、普段自動車として走る時に使っているリアフェンダーが、飛行機として空を飛ぶ時には垂直尾翼として機能すします。

飛行機と自動車の機能を美しく両立させようとすると、どうしても相反する部分を沢山抱えることとなり、無骨でゴテゴテした形になりやすいのですが、この「AeroMobil3.0」では2つの機能を一つに集約させる工夫が各所に散りばめられているため、「空飛ぶ車」としては異例のカッコ良さを持っています。

飛行形態での航続距離が700kmで、自動車としての総走行距離は875kmという使い勝手の良さも併せ持ちます。

また、初期モデルの販売価格は10万ドル(日本円で1170万円)を予定しています。

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テレフギア社・TF-X

アメリカのテレフギア社が、コンセプトモデルとして発表しているのが「TF-X」です。これは現在開発が進められている「Transition」とは異なり、プロペラの角度を変える事で垂直に離陸することができます。

機体には軽量高剛性を誇るカーボンファイバー素材が使われ、主翼には2基の600馬力ターボエンジンが装備されます。自動車として走行する時は、この主翼とエンジンを折りたたみ、後輪を電気モーターで駆動させて走ります。

垂直に離陸する時には主翼に取り付けられた600馬力のエンジンを作動させて離陸します。その後徐々にメインローターの角度を変えて巡航飛行に移りますが、ある程度速度の乗ってきたところで、メインローターを停止、後部の巡航用ローター1基で静かなクルージング状態に移行します。

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テレフギア社・Transition

最後に紹介するのが、2番目に紹介した「テレフギア社」が実際に制作する「Transition」という空飛ぶ車です。この空飛ぶ車はすでに製品として完成されており、19万4000ドルで販売されています。乗員は4名で、飛行機による航続距離は724kmに及びます。

普段自動車として道路を走る時には大きく主翼を跳ね上げ、飛行機として空を飛ぶ時には、この主翼を広げてセスナのように舞い上がります。

実際に飛行機と自動車の機能を持たせると、こんなにも不細工になるのかという見本のような形をしています。ただ、いくらカッコよくても実際に使い物にならなければ、なんの意味もありませんので、今回のベスト3に入れることにしました。

飛び去る姿を後ろから眺めると、ガンダムに出てきたガルマの愛機「ドップ」のような雰囲気がありますね。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)