ゴールデンウィークや観光シーズン、お盆や年末年始の帰省ラッシュなど、車の移動が集中する時期になると、どうしても大きな混雑や渋滞が発生します。
また通常の休日であっても、人や車のごった返すような人気スポットに出かければ、身動きが取れないほどの大渋滞に巻き込まれてしまいますね。
こんな時、ちょっと頭を切り替えて「車中泊」を旅行プランに組み入れてみてはいかがでしょうか?渋滞を避けて快適な移動が可能になります。
人気観光スポットでの大渋滞を避ける
例えば、人気観光スポットの近くでは、朝の10時頃から渋滞が発生することがあります。これは、「朝一番から出かけて、その日一杯観光スポットで楽しもう」と考える人が多いからです。
こういった場合は、前日の夕方から出かけて夜に現地入りし、車中泊に手頃な場所を見つけて一泊した方がずっと快適です。これなら、ゆっくりと朝ごはんを食べても、まだ現地に人影はまばらです。人が混雑し始める前に観光を済まし、後はノンビリと早めに昼食をとって、ゆっくりと休憩した後、他の人が帰宅を始める前の空いた時間に帰路へつくことができます。
スキー場に前日入りして、朝まで車中泊
秋ろーが若い頃、スノーボードにハマっていた時期があるのですが、人気のあるスキー場では朝早くから大渋滞が発生します。ぼんやりとしていると、駐車場を確保することも難しいほどでした。
そのためこんな時は、前日の夕方に仕事が終わってからすぐに出発し、まだ人影の少ないスキー場に車を停めて車中泊。朝余裕を持ってガラガラのスキー場でゆったりとパウダースノウを楽しむという事をやっていました。
ただし、冬のスキー場で車中泊するには万全の防寒対策が必要です。登山用の寝袋や防寒具などをしっかりと着込んで眠らなければ、翌朝そのままあの世行きなんて事になりかねません。
帰省ラッシュの大渋滞を、車中泊でかわすテクニック
また、年末年始やお盆の帰省ラッシュには、あらかじめ何時頃にどの辺りで渋滞が発生するか、日本道路交通情報センターや各地域のネクスコによってある程度の予測が発表されます。
こういったサイトで前もって渋滞情報を入手しておけば、その時間を避けて快適に移動することができます。
例えば、高速道路を移動中、そろそろ渋滞が発生するという時間になれば、サービスエリアに車を停めて仮眠を取ります。その後、渋滞が解消し始める深夜に起きて、そのままガラガラとなった高速道路をスイスイと移動するという訳です。途中のサービスエリアでちょこちょこ仮眠を挟んでも、十分な距離を移動する事ができます。
これなら時間に体力、さらにはガソリンまでも大幅に節約する事が可能です。