ワイパーブレードとブレードゴムの交換【点検とメンテナンス】

ワイパーブレードの交換

雨天のドライブでは、クリアな視界を確保するためにワイパーが欠かせません。

このワイパー、常に車の外にあって、激しい雨や泥、ホコリや熱などにさらされ続けるため、しばらく使っていると次第に劣化して、上手くウィンドウを拭き取れなくなってきます。

使用条件にもよりますが、1年程度の使用でゴム部分の劣化はかなり進みます。そのため、最低でも2年に1回程度は交換しておきたい所です。

スポンサーリンク

ブレードゴムを交換する

ワイパーは、窓を拭き取る「ブレードゴム」とそれを押さえつける「ワイパーブレード」、ワイパーブレードを左右に動かすための「ワイパーアーム」から構成されています。

通常であれば、ワイパーブレードのブレードゴムを交換するだけで、新品同様の拭き取り性能を取り戻すことができます。

まずはこの「ブレードゴム」の交換方法をご説明します。作業の前には、金属のワイパーブレードがフロントウィンドウに当って傷をつけないように、大きなバスタオルをワイパーとウィンドウの接触点に敷いておきます。

ワイパーブレードの左右には「ストッパー」という部品がはめ込まれています。このストッパーを外し、ブレードゴムをワイパーブレードのレールに添って抜き取ります。

次に、抜き取ったブレードゴムと新しいブレードゴムを並べ、新しいゴムを古いブレードゴムに合わせてカットします。

ブレードゴムについては車種によってそれぞれ「適合表」がありますので、あらかじめメーカーのホームページで確認しておいてください。

ガラコワイパーの適合検索

後は、取り外した時と逆の手順で、新しいゴムをワイパーブレードにはめ込み、ストッパーを左右に固定して終了です。

スポンサーリンク

ワイパーブレード本体の交換

ブレードゴムを交換しても拭き取り不良が解消しない時や、大きく帯状に拭き残しが残る場合は、ワイパーブレードを押さえつけるスプリングが弱くなっています。こういった場合はワイパーブレード本体を交換するしかありません。

ワイパーブレード本体の交換は、ワイパーアームとワイパーブレードの接続部にある、ビスや差し込みを外す事で交換します。

この交換方法は、車の種類によってまちまちですので、説明書でしっかりと確認してから作業してください。

差し込み式の場合は、アーム先端のつめを起こすことでワイパーアームを外すことができます。

このワイパーブレード本体には、ワイパーを風圧によってフロントウィンドウにしっかりと密着するため、フィン(羽根)が取り付けられているものもあります。高速走行でワイパーが浮いて困るという人は、一度試してみてください。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)