ドライバーとは【工具の紹介】

ドライバーは工具の中でも一番馴染みのある道具で、俗に「ネジまわし」と呼ばれ親しまれています。あなたの家にも何セットが常備されているはずです。

一般的にドライバーは、小さなネジを回して締め付けたり緩めたりするために使われます。その他にも、グリスを狭い場所に流し込んだり、はめ込みパーツを外したりする時に使われます。

先端が細くある程度の強度があるため、本来の目的以外にもついつい便利に使ってしまいます。ただ、想定以上の力を掛けると先端が破損してしまうことがあります。こうなるとネジまわしとしては使えなくなりますので、目的外使用の際は十分注意してください。

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自動車整備で使われる場合

自動車においては、電装系部品の取り付けや内装に使われているインパネ、樹脂製の化粧板など小さな力で取り付けられるネジを回すために使われます。

外装周りでは、樹脂製レンズの固定やバンパー、エアロパーツの裏止めネジに使われています。

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使用に際しての注意点

また使用に際しては、ドライバー先端部分の形状と大きさをなるべくネジと近いものを選び、しっかりと垂直方向から押さえつけるようにして回します。

この時、ドライバーの抑えつけ方が不十分であったり、先端の形状がネジと合っていなかったりした場合は、ドライバーの先端がネジ山を舐めてしまいネジを破損することがあります。

一旦ネジ山を破損してしまうと、ちょっとやそっとの事ではネジを回せなくなります。最悪の場合は、専門業者に持ち込み有料修理となりますので、せっかくDIYで安く楽しく修理しようと思っていた当初の目的が台無しです。

また、ドライバーの先端形状と大きさがピッタリと合っているドライバーでも、あまりにも安くて粗雑な作りの工具は使うべきではありません。こういったドライバーの中には先端の強度が十分でないものもあり、最悪の場合はドライバーとネジ山の両方を破損することになります。

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ドライバーには様々な種類がある

ドライバーにはその先端の形状から「+」と「-」の2種類があります。その他にも軸形状が「丸」と「四角」や、軸の太さや長さによる違い、持ち手(グリップ)の形状や大きさの違いなど、作業に合わせて色々な種類のドライバーがあります。

ホームセンターでこういった工具のコーナーを眺めていると、「世の中には色々な種類の工具があるんだな」と改めて感動します。

グリップの短いドライバー

グリップの短いドライバーは内装部品など、狭い場所での作業に適しています。その分、大きな力をかけることは苦手です。

軸が四角形のドライバー

軸が四角形をしているドライバーは、その形状に合わせて「スパナ」をがっちりと掛けてやることで、スパナを大きなグリップとして使うことができます。そのため普段より大きな力でドライバーを回すことができますが、その分ドライバーの先端が滑りやすくなりますので注意が必要です。

軸が長いドライバー

軸が長いドライバーは、手の届きにくい狭くて深い場所での作業に適しています。このタイプのドライバーは先端が遠く見えにくいので、先端を滑らさないように慎重に作業する必要があります。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)