【DIY】始動前の日常点検(点検とメンテナンス)

エンジンルーム内には自動車で一番複雑な機械がたくさん詰め込まれており、ちょっと見ただけでは何がなんだか分からないと思います。
しかし、自動車に付属しているマニュアルなどを参照しながら、じっくりと眺めれば誰でもすぐに大体の構造は理解できます。
まず、自動車の点検を覚える前にボンネットを開けて、各部の大まかな位置と構造を確認してみましょう。

エンジンルームの真ん中にあるのがエンジンやトランスミッションなどの駆動系です。運転席側の壁に設置されているのは、ブレーキやステアリング関係の部品です。バッテリー回りに集中しているのはヒューズなどの電装系の部品です。

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各部の点検ポイント

バッテリー

半透明のバッテリーケースごしに、バッテリー液の残量を確認します。液量が見えにくいときは、ちょっと薄暗い時間に懐中電灯で裏から照らすと液量が確認しやすくなります。最近はバッテリーケースにキャップが装備されていないタイプのものがありますが、これはメンテナンスフリーバッテリーと呼ばれるもので、バッテリー液の確認はもとよりバッテリー液の補充も必要ありません。

オイルレベルゲージ

エンジンの横にある黄色いリング状のフックを引き出すと、オイルレベルゲージが顔を出します。これでオイルの残量や、オイルの色で劣化具合を確認します。

ATFレベルゲージ

エンジンが暖まっている時にレベルゲージを引き抜き、ATFの液量を確認します。エンジン冷温時では正確な液量の確認ができません。

ブレーキリザーバータンク

半透明のケースに基準値がラインで示されているので、そのレベルより上に液量があるか確認します。

エンジン補機ベルト

エンジン回りの各種補機類を駆動するためのベルトです。しっかりとベルトが緩み無く張られているか、ベルトにヒビなどの劣化がないか、異音がしていないかなどを確認してください。駆動中に手を近づけると危険ですので、くれぐれもエンジン停止状態で点検してください。

ラジエターリザーバータンク

半透明のリザーバータンクに基準値がLとHで示されていますので、その範囲内に液量が収まっているか、また冷却水が汚れていないか確認してください。

ウォッシャータンク

ウォシャー液を入れる半透明のケースです。不足していても走行に支障はありませんが、窓ガラスが急に汚れたとき等に、視界を確保する大事な役目があります。液量が不足していたら補充しておいてください。また空のまま数日放置しておくと、ウォッシャーノズルが詰まってしまう事もありますので注意が必要です。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)