新型 スズキ・アルト ワークス(8代目)【評価レビュー】スポーツ入門車に最適!安くて楽しいホットハッチ [DBA-HA36S]


スズキ・アルト ワークスのイメージ

今回の【評価レビュー】は「新型 スズキ・アルト ワークス(8代目・ワークスとしては5代目)」。
2014年にフルモデルチェンジした、軽自動車の5ドア・ハッチバックです。

1987年に登場した「初代 アルト ワークス」は、安価でスポーティな走りが受け、当時の若者に高い人気を得ていた往年の名車。といっても最近はスポーティカーの不人気や不景気の影響を受け、4代目を最後に市場から姿を消していました。

2014年にモデルチェンジした「スズキ・アルト」には「ターボRS」というスポーティグレードもありましたが、「ワークス」ほどの過激さはなく、「この後にワークスの発売があるのでは」とファンの間に期待を生んでいました。

その名車「ワークス」が15年ぶりとなる2015年、ついに復活を果たします。先行して販売されている「ターボRS」をベースに、エンジンやトランスミッション、足回りにチューンが施され、さらにスポーツ性能を高めたホットバージョンとして生まれ変わったのです。

アルトはこれにより2つのスポーツグレードを持つことになりますが、「ワークス」は純粋にスポーツ性能を高めたホットバージョン。「ターボRS」は日常性の快適性を重視したグランドツアラーとして明確なキャラクター分けが行われています。

例えば、5AGS(AT)のみの設定となる「ターボRS」に対して、「ワークス」ではスポーティな5MTも設定。「ワークスを純粋なスポーツグレードに仕立てよう」というスズキの狙いが現れています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【評価レビュー】のまとめ」をどうぞ。

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「新型 スズキ・アルト ワークス(8代目)」の外観

全長3395mmX全幅1475mmX全高1500mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2460mmとなります。

フロント

スズキ・アルト ワークスのフロント

箱型のフロントノーズに、ブラックベゼルを施した精悍なヘッドライト。メカニカルな左右非対称グリル。台形型にくり抜かれたエアロバンパー。ワークスの世界観を存分に表現した、チューニング感あふれるフロントフェイス。

サイド

アルトの小気味いいボディをベースに、15インチ・アルミホイール(ブラック塗装)や専用サイドステッカー、サイドアンダースポイラーを装備したスポーティなサイドビュー。

リア

スズキ・アルト ワークスのリア

小さく絞り込まれたキャビンにルーフエンドスポイラー。上質なメッキバックドアガーニッシュ(メタル)と、リアバンパーロアガーニッシュ(ガンメタ)。ワークス専用バッジが装備され、キビキビとした軽快感あふれるリアエンドを構成。

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内装

プラスチッキーな樹脂をベースにシンプルな面とラインで構成された室内。といっても貧乏くささはなく、やる気にさせるスポーティな雰囲気があります。

スズキ・アルト ワークスのメーター

ステアリングはレッドステッチの施された本革巻き。メーターナセルには三眼式ホワイトメーターを装備。

スズキ・アルト ワークスのエアコン

センタークラスター最上段には、ナビ情報などを表示するワイド液晶モニター。その直下にはプッシュボタン式のエアコンを配置。ボタンが大きいので手探りでの操作も可能です。

スズキ・アルト ワークスの5MT

インパネシフトのスペースには小物入れが装備され、5速MTシフトは左右シートの間に移動。オーソドックスなフロアシフトタイプとなります。

やや高めのヒップポイントに見切りの良いボディが組み合わされ、視認性は良好。運転のしやすい車です。

シート

フロントには専用レカロシートを標準で装備。コシのあるクッションに柔軟な表皮、適度なサイドサポートを装備したスポーティなシート。肩まわりから腰、大腿部の裏に掛けて余すこと無くガッチリと支えます。

リアシートは普通のアルトと変わらない簡素なシート。クッションが薄く形も平板ですが、大人二人が座れるだけの十分なスペースは確保されます。買い物や子どもの送り迎えなど、短距離(10km)程度の使用なら大丈夫でしょう。

荷室

荷室スペースは狭く、手荷物程度しか置く場所はありません。背もたれを倒すことで大きくスペースを拡大することもできますが、当然ながらその場合は二人しか座れません。

静粛性

重低音あふれるエンジンサウンドが車内に響きます。音質がしっかりと調整されているため、不快な印象はありません。

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エンジンとミッション

658cc・直列3気筒DOHCターボエンジンに、5速MTが組み合わされます。
最高出力64ps/6000rpmと、最大トルク10.2kgf・m/3000rpmを発揮。

車両重量670kg。JC08モード燃費は、23.0km/l。

エンジン

0.7Lのツインカムターボで前輪を駆動(FF)。ターボRSに搭載されるエンジンをベースにチューンナップが施され、レスポンスとトルクが向上。出足からぶ厚いトルクを発生して鋭い加速をみせます。超軽量ボディと相まって、軽快感あふれる走行フィール。レスポンスも素晴らしく、軽くアクセル踏み込むだけで瞬時に吹けあがります。ホットバージョンにふさわしいパワーユニットです。

トランスミッション

クロスレシオ化された5速マニュアルトランスミッションを装備。カッチリとした節度感を持った気持ちの良いシフトフィール。シフトストロークも短めで、リズミカルなシフトチェンジが可能です。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションを装備。

乗り心地

装着タイヤは165/55R15。

超軽量ボディにKYB製専用スポーツサスを装備。硬く引き締まったスポーティな乗り味。サスがしっかりとストロークするため、不快な突き上げ感は最小限。アタリにしなやかな上質感があります。

直進性は高く、速度を上げていってもふらつく事はありません。安定した姿勢を維持してまっすぐに走り抜けます。

ハンドリング

ダイレクト感あふれるスポーティなハンドリング。ドライバーのイメージしたラインを正確にトレースして、素直な動きでノーズの向きを変えようとします。まさにオンザレール感覚の走りです。

ターボRSよりもさらにロールを抑制。僅かに外側のサスを縮めながら、安定した姿勢を維持してコーナーをクリアします。

最小回転半径は4.6m。狭い場所でも簡単に切り返すことができます。

その他

5AGS搭載車のみに先進安全技術「SUZUKI Safety Support」を設定。

このパッケージには予防安全技術として「レーダーブレーキサポート」や「誤発進抑制機能」といった機能が含まれます。

【評価レビュー】のまとめ

「スズキ・アルト ワークス」は、アルトの最上級ホットバージョン。「ターボRS」をベースに、エンジンやトランスミッション、足回りなど幅広い部分に改良が施され、さらに過激さを強めています。

本格的なスポーツ性能を持つにも関わらず、高い実用性と安い価格を実現している点もこの車の大きな魅力です。

「スポーツ入門車として、安価なスポーツカーを探している」とか、「久しぶりに若い頃を思い出して、もう一度ワークスに乗ってみたい」といった人に最適な車といえます。

中古車市場では

2017年式「スズキ・アルト ワークス」で140万円前後。2014年式で130万円前後(2018年4月現在)。

価格

価格 | 1,509,840円(消費税込み)

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

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