新型 プジョー 3008 GT Blue HDi(2代目)【評価レビュー】ディーゼルエンジンによるパワフルで上質な走り [LDA-P84AH01]


プジョー3008のイメージ

今回の【評価レビュー】は「新型 プジョー 3008 GT Blue HDi(2代目)」。
2016年にフルモデルチェンジした(日本市場は2017年)、MクラスのクロスオーバーSUV(5ドア)です。

クロスオーバーSUVは今や欧州で高い人気を誇るカテゴリーです。これまで三菱自動車からのOEMでお茶を濁していたプジョーも、この人気の高まりを受けて一気に3車種をラインナップさせています。

その中でも今回の3008は、プジョー初のクロスオーバーSUVとなる重要なモデル。先代のミニバンに近い5ドアハッチバックボディから一気に変貌して、逞しいクロスオーバーSUVへと生まれ変わっています(この他の2車種は、208をベースとする「2008」。3008をストレッチして2列シートを装備した「5008」)。

基本となるプラットフォーム(基本骨格)は、308やシトロエンC4ピカソにも使用される「EMPS」。100kg以上の軽量化によって、高い運動性能と優れたエネルギー効率を実現しています。

2017年には、2.0Lターボエンジン(ディーゼル)を搭載する「3008 GT Blue HDi」を投入。これによって、1.6Lターボエンジン(ガソリン)との二本立てとなりました。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【評価レビュー】のまとめ」をどうぞ。

スポンサーリンク

外観

全長4450mmX全幅1860mmX全高1630mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2675mmとなります。

フロント

ボリューム感のあるフロントノーズに鉤爪のようなLEDヘッドライト。牙をむき出しにした猛獣のようなフロントバンパーが組み合わされ、アグレッシブでスポーティなフロントフェイス。

サイド

むっちりとしたサイドパネルに、なだらかなルーフライン。大径18インチアルミホイールとリフトアップされた最低地上高。ボディ下側をカバーするブラック樹脂が装備され、アウトドアテイストあふれるサイドビューを構成。控えめに施された「サイドアンダーモール(メッキ)」が、自然な上品さを加えています。

リア

ハイデッキ化されたヒップラインに左右に薄く広がるリアコンビランプ。小さく絞りこまれたキャビン、ダイナミックなリアアンダーカバーが相まって、上質感を感じさせるスポーティな後ろ姿です。

スポンサーリンク

内装

しっとりとした樹脂になめらかなメタリックパーツが組み合わされた、近未来感漂うシックな内装デザイン。

小径ステアリングの上にレイアウトされたメーターは、視認性の高い二眼式。その上に表示されるヘッドアップディスプレイも見やすいです。ナビゲーションモニターは視線移動が少ない今流行りのフローティングタイプ。

エアコンなどの操作は、手探りでの操作が難しくちょっと使いづらい印象。機能別スイッチが整然とレイアウトされ、見た目だけはカッコいいです。

シート

フロントシートは、肩口から腰、太ももまで包み込むように支えるスポーティな形状。しなやかな表皮にコシのあるクッションが組み合わされ、キレイに体圧を分散する快適なシートです。

リアシートは、座面、背もたれともに十分な長さを確保。頭上および足元空間にも適切な余裕があります。

荷室

荷室は、幅、奥行き、高さともに広々としています。開口部も広くスクウェアで使い勝手も上々。足先をリアバンパー下に差し込めば、自動でテールゲートを開閉する事も可能(ハンズフリー電動テールゲート)。さらにレバー操作ひとつでリアシートを折り畳めば、荷室スペースを大きく拡大することもできます(マジックフラット)。

静粛性

室内にはしっかりと遮音材が施され、静かな室内を実現しています。

スポンサーリンク

エンジンとミッション

1997cc・直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジンに、6速ATが組み合わされます。
最高出力180ps/3750rpmと、最大トルク40.8kgf・m/2000rpmを発揮。

車両重量1610kg。JC08モード燃費は、18.7km/l。

エンジン

2.0Lディーゼル・ターボエンジンで前輪を駆動(FF)。ごく低回転域(200rpm)からぶ厚いトルクを発生して、1.6tあまりの重量級ボディを軽々と加速。ノイズやバイブレーションも少なく、スムーズで上質な加速フィールを持ちます。

308にも搭載される最新のクリーンディーゼル。スポーツモードを選択してやればレスポンスが向上して、さらにスポーティな吹け上がりをみせます。

トランスミッション

トルコン式の6速AT(アイシンAW製)を装備。エンジンの低回転域を中心に使って、スムーズで上質な加速感を演出。アクセルを強く踏み込めば、エンジン回転を高めにキープしつつ息の長い加速を披露します。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションを装備。

乗り心地

装着タイヤは225/55R18。

重厚感あふれるしなやかな乗り味。

凝った作りのサスは持ちませんが、4つのタイヤを巧みにコントロールしてフラットな姿勢を維持。高速域での安定性が高いです。単なる慣れの問題ですが、小径ステアリングのせいで修正舵が効きすぎる事も。

目地段差やジョイントでのマナーも良く、しなやかさ足さばきで不快な衝撃をいなします。

ハンドリング

最小回転半径は5.6m。

強固なボディシェルにストロークの長いしなやかなサスが組み合わされ、穏やかで自然なステアリングフィールを実現。

ある程度のロールは許容するものの、挙動が自然で推移を予測しやすいため、安心してステアリングを握ることができます。

その他

先進安全技術は最新の「ADAS」を搭載。予防安全技術として衝突時の被害を軽減する「アクティブシティブレーキ&アクティブセーフティブレーキ」や車や人との衝突を検知警告する「ディスタンスアラート」、斜め後方車輌を検知警告する「アクティブブラインドスポットモニター」といった技術を。運転支援技術として全車との距離を適切に保って追従する「アクティブクルーズコントロール」やトラクションとブレーキを適切に制御する「グリップコントロール」、車線維持をアシストする「レーンキープアシスト」、ドライバーの居眠りを検知警告する「ドライバーテンションアラート」といった技術を装備しています。

【評価レビュー】のまとめ

「プジョー 3008 GT Blue HDi」は、トルクフルで上質なディーゼルエンジンを搭載した、プジョー初となるMクラスのクロスオーバーSUV。

スポーティでダイナミックなスタイリングと、広々とした室内および荷室を両立。かつての猫脚とは違うものの、重厚感あふれるしなやかな乗り味と、素直で穏やかなハンドリングは好印象です。

「カッコよくて使い勝手の良いSUVが欲しい」とか、「クロスオーバーSUVに興味はあるが、SUV独特のロール感が苦手」といった人にピッタリな車です。

中古車市場では

2017年式「プジョー 3008 GT Blue HDi」で400万円前後。2017年式「プジョー 3008 アリュール LEDパッケージ」で330万円前後(2018年3月現在)。

価格

価格 | 4,440,000円(消費税込み)

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)