新型 BMW 318i M Sport 3シリーズ セダン(6代目・F30)【レビュー】手頃な価格で、3シリーズのスポーティなハンドリングを味わう [DBA-8E15]


BMW 318i M Sportのイメージ

今回の【レビュー】は「新型 BMW 318i M Sport 3シリーズ セダン(6代目・F30)」。
2011年にフルモデルチェンジした(日本市場では2012年)、Mクラスの4ドアセダンです。

3シリーズセダンは、BMWの屋台骨を支える最量販主力モデル。コンパクトで取り回しの良いボディに、後輪駆動(FR)ならではの素直で気持ちの良いハンドリングを組み合わせた高級スポーツセダンです。

我々40代のオヤジ世代にとっては、バブルの頃に大きく売上を伸ばし「六本木カローラ」とも呼ばれた「2代目」。スポーティでモダンなスタイリングにときめいた「3代目」と、思い出の多いモデルでもあります。

ライバル車種は、「メルセデスベンツCクラス」や「アウディA4」、「レクサスIS」など。

2015年にはマイナーチェンジが行われ、内外装のアップデートとともに内容の熟成。グレード体系の見直しが実施されています。

2016年、1.5リッター3気筒ターボエンジンを搭載した最廉価グレード「318i」が登場。4ドアセダンとツーリングワゴン、2つのボディタイプが用意されています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【レビュー】のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4645mmX全幅1800mmX全高1430mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2810mmとなります。

BMW 318i M Sportのフロント

フロント

低く身構えたフロントノーズに薄型キドニーグリル。シャープな形状のLEDヘッドライト。M Sport専用フロントバンパーが組み合わされた、上質感漂うスポーティなフロントフェイス。

サイド

ロングノーズ&ビッグキャビンの伸びやかなFRルック。筋肉質なサイドパネルに、大径18インチアルミホイールを装備。エレガントでカッコいい「大人のスポーツセダン」といった感じです。

リア

傾斜の強いリアウィンドウにハイデッキ化されたヒップライン。グラマラスなリアエンドと、ワイドに広がるリアコンビランプ。スポーティで力強い後ろ姿を形づくっています。

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内装

BMWらしいスポーティでゴージャスな室内。メーターナセルには、緻密なグラフィックで表現された二眼メーターが装備されます。

ナビゲーションモニターは視線移動の少ないフローティングタイプ。エアコンは操作性の高いダイヤル式です。

シート

フロントシートは、アルカンターラとファブリックのスポーツシート。身体が少し沈んだところで適度な反発力が発生して、背中からお尻、太ももに掛けてしっかりと支えます。

リアシートは、足元、頭上雨空間ともに十分なスペースが確保されており、大人二人で座っても適度な余裕があります。

荷室

幅、奥行きともに広大なスペースを確保。家族4人程度であれば、荷物の嵩張る2泊3日旅行も余裕です。

静粛性

室内にはしっかりと遮音材が施されており、静粛性は高いです。

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エンジンとミッション

1498cc・直列3気筒DOHCターボエンジンに、8速ATが組み合わされます。
最高出力136ps/4400rpmと、最大トルク22.4kgf・m/1250-4300rpmを発揮。

車両重量1540kg。JC08モード燃費は、17.2km/l。

エンジン

1.5リッターの3気筒エンジンで後輪を駆動(FR)。最高出力は136馬力とやや控えめな数値がら、低速からフラットで力強いトルクを発生します。

これまで6気筒や4気筒を主流としていた3シリーズとしては、初の3気筒エンジン搭載車。BMWミニにも搭載されるモジュラー型エンジンで、3シリーズ用としてはややエンジンノイズが気になります。ただし、アクセルを踏み込んだ時の回転フィールは軽快かつ俊敏。これぞBMWといった趣があります。

ドライブモードを「スポーツ」以上にしてやれば、シャシーやステアリング、エンジンマネージメントが一気に引き締まり、結構スポーティに走ることができました。

トランスミッション

トルコン式の8速ATを装備。スポーツモードを選択してアクセルを踏み込めば、高回転を維持しながら歯切れの良い変速フィールをみせます。小さなエンジンの潜在能力をシッカリと出し切るセッティングです。

乗り心地とハンドリング

前輪にダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式サスペンション、後輪には5リンク式サスペンションを装備。

乗り心地

装着タイヤは前225/45R18、後255/40R18。

適度に引き締まったスポーティな乗り味。荒れた路面では衝撃を拾いがちですが、アタリの角がまろやかなためゴツゴツ感はありません。

もっと柔らかな方が好きという人には「318i Luxury」や「SE」をオススメします。

ハンドリング

小さなエンジンをフロントに搭載しているため、他のグレードよりも鼻先が軽く俊敏。FRらしい軽快感あふれる自然なハンドリングを見せます。

ドライバーの意図したラインを正確にトレースして、車輌との一体感を得やすい。乗り心地とハンドリングのバランスが良く、疲れにくいです。

最小回転半径は5.2mと標準的なレベル。

その他

先進安全技術は、車線のはみ出しを警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」や「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、斜め後方からの車輌接近を警告・接触回避を支援する「レーン・チェンジ・ウォーニング」、先行車両と一定の間隔を保ちながら自動で追従する「アクティブ・クルーズ・コントロール」といった技術が装備されています。

【レビュー】のまとめ

「BMW 318i M Sport」は、後輪駆動ならではの素直で切れの良いハンドリングが魅力の高級スポーツセダン。取り回しの良いボディに広々とした室内、大きな荷室を備えるのも魅力です。

新しく追加された「318i」は、BMWミニにも搭載される1.5Lツインカムターボを搭載した最廉価グレード。少々エンジンノイズが気になりますが、ダウンサイジングターボによって必要十分のトルク感を維持。逆に相対的にエンジンが軽いため、3シリーズセダンの美点「軽快感溢れる素直なハンドリング」は切れ味を増しています。

「スポーティなセダンを探しているが、普段は平坦な市街地を走ることが多い」とか、「手頃な価格で、3シリーズの軽快感あふれるハンドリングを楽しみたい」なんて人にピッタリな車です。

中古車市場では

2017年式「BMW 318i M Sport」で350万円前後。2016年式で300万円前後となります(2018年3月現在)。

価格

価格 | 5,130,000円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

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寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)