新型 プジョー 508 セダン GT BlueHDi(ディーゼル)【評価レビュー】優美な外観と、上質で気持ちの良い走り [LDA-W2AH02]


今回の【評価レビュー】は「新型 プジョー 508 セダン GT BlueHDi(ディーゼル)」を試乗レポート。
2011年に登場したLクラスの4ドアセダンで、この他に5ドアステーションワゴンの「SW」があります。

508が登場するにあたっては、先代の「407」と「607」が統合され、実質的にフラッグシップの役割を担うことに成ります。また、シトロエンC5とは、同じプラットフォーム(基本骨格)を共有しているため兄弟車の関係になります。

2014年にマイナーチェンジ。2016年には、ガソリンエンジン車の廃止とともに、「GT BlueHDi(ディーゼル)」を投入。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4830mmX全幅1855mmX全高1455mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2815mmとなります。

フロント

低くワイドなフロントノーズに、メカニカルな形状のキセノンヘッドランプ、ライオンの口のようなフロントバンパーが組み合わされ、フラッグシップの風格を感じさせる上品でアグレッシブなフロントフェイス。

サイド

大きな弧を描くルーフに、前後に長いホイールベース。優雅で伸びやかなサイドビューです。

リア

傾斜の強いリアウィンドウに尻下がりのヒップライン。ワイド感を強調するリアコンビランプが相まって、安定感のある上質なリアエンドを構成。

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内装

上質な樹脂にメッキパーツがあしらわれた、高級感あふれるモダンな室内。メーターナセルに収まる二眼メーターの表示も見やすく、視認性は良好です。

シート

前席は、上質なたわみのある本革表皮に、たっぷりとしたストロークを持つアンコが組み合わされた快適なシート。この座り心地の良さはプジョーならではのもので、立体的なシートが体全体をしっかりと支えてくれます。

後席は、たっぷりとしたサイズの座面に、やや立ち気味のシートバックが組み合わされます。足元、頭上空間ともに十分なスペースがあり、大人二人で快適に座ることができます。

荷室

奥行き、幅ともに十分なサイズを持つ広大な荷室。家族4人なら荷物のかさばるキャンプも可能です。

静粛性

アイドリング時のノイズがやや気になるものの、走り出せばいたって上質でスムーズな印象です。

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エンジンとミッション

1997cc・直列4気筒DOHCディーゼル・ターボエンジンに、6速ATが組み合わされます。
エンジンは、180ps/3750rpmの最高出力と、40.8kgf・m/2000rpmの最大トルクを発揮。

車両重量1650kg。JC08モード燃費は、18.0km/l。

エンジン

2.0Lディーゼルエンジンで前輪を駆動。低速からぶ厚いトルクを発生する力強いパワーユニット。街中から中高速域まで、全域でキビキビとした力強い加速をみせます。数値上の最大トルクは2000rpmで発生していますが、実際にはその下の領域でも十分なトルク感があります。

アイドリング時のノイズとバイブレーションがやや気になるものの、一旦走り出してしまえば、静かで上質なフィールへと変化します。

トランスミッション

トルコン式の6速AT(アイシンAW製)を装備。低速トルク型のエンジンと相まって、スムーズで力強い走りを演出します。こういったスムーズさとダイレクト感のバランスは、トルコン式ATならでは長所です。

乗り心地とハンドリング

前輪にダブルウィッシュボーン式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

ストラットからダブルウィッシュボーンへ

乗り心地

重いディーゼルエンジンを鼻先に搭載するにあたって、前輪サスペンションをストラット式から、高性能なダブルウィッシュボーン式に換装。重厚感あふれるしなやかな乗り味を実現しています。初期モデルにあったゴツゴツ感は鳴りを潜め、穏やかでゆったりとした印象が強まりました。

ハンドリング

ガソリン車にあったキビキビとした軽快感は薄まったものの、プジョーらしい素直な回頭性の良さを活かして、しなやかにコーナーをクリアします。

最小回転半径は5.9mとやや大きく、狭い路地での切り返しはちょっと面倒くさいです。

その他

2011年と設計年次が古いため、目新しい先進安全技術はありません。

【評価レビュー】のまとめ

重厚感を伴ったしなやかな乗り味。美しく伸びやかな外観。低速からぶ厚いトルクを発生するディーゼルエンジンが印象的な車です。

室内には広々とした空間と、大容量の荷室が装備され、ファミリーカーとしても十分な使いでがあります。

「実用的なセダンを探しているが、走りの気持ちよさと見た目の優美さも大切だ」と考えている人にふさわしい一台です。

中古車市場では

2017年式「プジョー 508 セダン GT BlueHDi」で、290万円前後。2011年式「プジョー 508 セダン グリフ」で、100万円台前半となります(2017年12月現在)。

元々の車両価格を考えると、新古車や試乗車上がりの極上車にお得な値付けの車が多い印象です。

価格

価格 | 4,340,000円(消費税込み)

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)