新型 ホンダ シビック タイプR(5代目)【評価レビュー】日常での使い勝手を備えたレーシングカー [DBA-FK8]

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ホンダ シビック タイプRのフロント

今回の【評価レビュー】は「新型 ホンダ シビック タイプR(5代目)」を試乗レポート。
2017年にフルモデルチェンジした、小型5ドアハッチバックです。

ベーシックモデルの導入が見送られた先代シビックですが、タイプRだけは限定モデルとして細々と販売されていました。

そのシビックタイプRが、7年ぶりのモデルチェンジを経て、今回カタログモデルに復帰しました。

シビック・タイプRは、10代目シビック・ハッチバックをベースに、エンジンと足回りにチューニングが施されたシビックのホットバージョンです。これまでは、ベース車両が完成した後にあらためて開発されていましたが、今回は基本となる通常モデルと同時並行で開発が進められ、通常モデルの基本性能の高さとタイプRの高い完成度を両立することに成功しています。

製造はホンダのイギリス工場で行われ、日本市場へは逆輸入の形で導入されています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「【評価レビュー】のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長2560mmX全幅1875mmX全高1435mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2700mmとなります。

フロント

ダイナミックな抑揚で構成されたフロントノーズに、シャープな形状のグリルとヘッドライト。大きく口を開けた猛獣のようなフロントバンパーが装備され、アグレッシブでカッコいいフロントフェイスです。

サイド

ロングホイールベースに、短く切り詰められたオーバーハング(ホイールからボディ端までの長さ)。傾斜の強いA&Dピラー(一番前と一番後ろの柱)によって、伸びやかさを感じさせつつも軽快感あふれるシルエットを構成しています。

リア

ホンダ シビック タイプRのリア

グラマラスなヒップラインに、直線を基調とするダイナミックな造形が組み合わされ、パワフルで塊感のあるリアエンドです。

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内装

直線を基調とするメカニカルデザインに、赤いさし色とカーボン調パネルが組み合わされ、モダンでカッコいい室内を構成。眼前には大きなメーターが装備され、視認性も良好です。

シート

前席には赤を基調とした専用セミバケットシートを装備。適度なサイドサポートが装備され、身体をがっちりと支えてくれます。

後席は前席と異なり一般的な形状のシートとなります。座面の大きさ、シートバックの高さともに適切で、大人二人が座っても窮屈に感じることはありません。

荷室

荷室はそこそこの収容力を備えています。家族4人であれば、2泊3日旅行も可能です。

静粛性

スポーティなエンジンサウンドが車内に響きますが、不快な印象はありません。

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エンジンとミッション

1995cc・直列4気筒DOHCターボエンジンに、6速MTが組み合わされます。
エンジンは、320ps/6500rpmの最高出力と、40.8kgf・m/2500-4500rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1390kg。JC08モード燃費は、12.8km/lとなります。

エンジン

2.0Lのツインカムターボエンジンで前輪を駆動。レーシングエンジンのように鋭いレスポンスでキビキビと加速。低速域からしっかりとトルクが立ち上がるため、日常域でもフレシキブルな扱いやすさがあります。このあたりの特性は流石に現代的です。

エンジンサウンドは軽快なビート感を伴ったスポーティな音質。ターボで過給されるため、昔のVTECエンジンと比べると重厚感があります。

トランスミッション

6速マニュアルトランスミッションを装備。コリッとした剛性感を伴った気持ちの良いシフトフィール。ショートストローク化されたシフトゲートと相まって、手首の返しだけで素早くシフトチェンジを終えることができます。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

乗り心地

重厚感を伴ったしなやかな乗り味。高剛性ボディに可変ダンパーが装備されるため、路面からの突き上げに鋭さはりません。

高速域では、フラットな姿勢を維持して矢のように直進します。

ハンドリング

適度な重厚感を伴ったしなやかなステアリングフィール。ドライバーの操舵に正確な反応でこたえながらも、路面からの情報を余すこと無く伝えます。

後輪の接地性が高く、コーナリングでは弱アンダーを保って終始安定した姿勢を維持。コーナーの連続するワインディグでもこの特性は変わらず、ヒタヒタと正確無比な挙動で駆け抜けます。

【評価レビュー】のまとめ

タイプRは特殊な車ですが、スポーティな走りを楽しみながらも、日常での十分な使い勝手も備えています。

この車の性能を味わい尽くすなら、サーキットなどクローズドな環境に持ち込んで走り込むしかありません。しかし、一般道を普通に走っているだけでも、その性能の片鱗くらいなら十分感じられます。「レーシングカーのように早く走らせるのは苦手だけど、ド派手な外観や「タイプR」というブランドや歴史に魅力を感じる」という人が購入しても間違いではありません。

もちろん「週末にはサーキットに出かけて走り込むのが趣味」という人なら、ばっちりとハマります。

この車のライバルとしては「スバル WRX STI」があげられますが、純粋な速さならタイプR、操る楽しさを追求するなら「WRX STI」といったところでしょう。

中古車市場では

ほぼ新車のタイプRが中古車市場に流通していますが、値段は「応相談」となっており、実際に購入する場合は新車よりも高い値付けとなるでしょう。

価格

価格 | 4,500,360円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

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