新型 ホンダ シビック ハッチバック Honda SENSING(10代目)【試乗評価】上質な走りを持つ大人のハッチバック [DBA-FK7]


今回は「新型 ホンダ シビック ハッチバック Honda SENSING(10代目)」を試乗レポート。
2017年にフルモデルチェンジした、Mクラスの5ドアハッチバック。この他にオーソドックスな「4ドアセダン」と、ホットバージョンの「タイプR」があります。

2010年、リーマンショックによる不景気の影響を受けたホンダは、あまり販売台数の見込めない「9代目シビック」の国内導入を中止。限定車として細々と「タイプR」が販売される事はあったものの、ほぼ7年間に渡って日本市場からシビックの名前が消えています。

しかし、シビックはホンダが2輪メーカーから4輪メーカーへと飛躍するきっかけとなった重要な車です。ホンダ社内でも復活を求める声が多く、今回、ある程度経営が安定した頃合いを見計らって、ついに2017年、7年ぶりの復活を果たすことになります。

ちなみに、このハッチバックとタイプRはイギリス工場で生産され、4ドアセダンのみ国内工場での生産となります。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4520mmX全幅1800mmX全高1435mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2700mmとなります。

フロント

エッジの効いたフロントノーズに、グリルと一体化したつり目のヘッドライト。大きく牙をむく猛獣のようなフロントバンパーの形状が相まって、ダイナミックでカッコいいフロントフェイスを構成しています。

サイド

ロングキャビン(居住スペース)&ロングホイールベース(前後ホイール間の距離)、短く切り詰められた前後オーバーハング(タイヤからボディ端までの距離)。なだらかに下降するルーフとヒップラインが一体となる、尻下がりのファストバックスタイル。伸びやかさとキビキビとした軽快感を両立しています。

リア

フロントのモチーフを再び反復するダイナミックなリアエンド。小さく絞り込まれたキャビンと力強く大地を踏みしめるリアフェンダー、がっちりとした形状のリアコンビランプが一体となって、メカニカルで重厚感溢れるリアビューを形づくっています。

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内装

簡素なプラスチック感をいかしながらも、カーボン調パネルとメタリックパーツが巧みに組み合わされ、切れ味の良いスポーティな内装デザインです。

視界の邪魔となりやすいAピラーは、幅のある平面的な形状から、厚みのある立体的な形状へと変更され、死角を最小限に抑える工夫がみられます。

眼前のメーターナセルには、デジタル表示とアナログ表示を組み合わせた三眼メーターが装備されます。

シート

前席には、立体的な形状のシートが装備されます。クッションに適度なコシが与えられているため、座り心地は快適です。

後席は、ロングホイールベースを活かして広々とした足元空間を確保。座面のサイズ、シートバックの高さともに適切で、大人二人がゆったりと座れます。

荷室

荷室スペースには、420Lの大容量が用意されます。家族4人であれば、2泊3日旅行くらい平気です。

静粛性

ロードノイズが若干高めですが、スムーズなエンジンと相まって室内の静粛性は高いです。

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エンジンとミッション

1496ccの直列4気筒DOHCターボエンジンに、CVT(無断変速機)が組み合わされます。
エンジンは、182ps/6000rpmの最高出力と、22.4kgf・m/1700-5500rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1350kg。JC08モード燃費は、18.0km/lとなります。

エンジン

1.5LのVTEC付きツインカムターボで前輪を駆動。1700回転という極低回転域からフラットなトルクを発生。キビキビとした軽快感あふれる走りをみせます。エンジンフィールもスムーズでシャープ。アクセルを踏み込むと重厚感あふれる野太いサウンドを奏でます。

トランスミッション

ベルトとプーリーによって無段階に変速するCVTを装備。日常域でゆったりと走る分には、CVT特有のラバーバンドフィールもほとんど感じられません。エンジン回転と車速がリニアにリンクしています。

乗り心地とハンドリング

前輪にマクファーソン・ストラット式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

乗り心地

足元に装備されるタイヤは、235/40R18。適度に引き締まったスポーティな乗り味です。といってもゴツゴツとするどい衝撃を車内に伝えることはありません。車格にふさわしい上質さを伴ったスポーティ感です。

ハンドリング

キビキビとした軽快なハンドリング。しかもしっとりとした上質さを伴います。僅かな操舵に対しても正確に反応して、ドライバーの思った方向にスッと向きを変えてくれます。後輪の接地性も高く、安定した姿勢でコーナーを抜けることができます。

その他

先進安全技術は、ミリ波レーダーと単眼カメラによる「ホンダセンシング」を装備。このシステムには、衝突軽減ブレーキ、路外逸脱抑制機能、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システム、オートハイビーム、標識認識機能がパッケージされています。

試乗評価のまとめ

7年ぶりに復活したシビックですが、車格が上がってダイナミックなスタイリングとなったため、見た目の印象は随分異なります。

広々とした室内に荷室。フラットなトルクを持つ力強いエンジン。スポーティで上質な乗り味と、軽やかでしっとりとしたハンドリング。全体のバランスが高次元でしっかりと仕上げられています。

昔のシビックと比較すると車格が上がっているため、エントリーカーという位置づけは失われましたが、若者が通勤や遊びに使ったり、子育て世代のお父さんが週末のドライブやレジャーに使うにはピッタリなクルマです。

「使い勝手の良いハッチバックを探しているが、走りがつまらないクルマは嫌だ」とか、「欧州車に興味があるがメンテナンスや信頼性が心配。逆輸入された日本車でちょっとだけ外車の気分を味わってみたい」という人にオススメのクルマです。

価格

価格 | 2,800,440円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)