新型 アウディ R8 クーペ 5.2 FSI クワトロ(2代目)【試乗評価】快適性とスポーツ性能の両立、普段使いにも対応する懐の深さが魅力 [ABA-4SCSPF]


アウディR8(2代目)のフロント

※写真は、1台限定で発売された「The Audi R8 Star of Lucis」です。

今回は「新型 アウディ R8 クーペ 5.2 FSI クワトロ(2代目)」を試乗レポート。
2016年にフルモデルチェンジした、Lクラスの2ドア・スポーツ・クーペです。この他にオープントップの、スパイダーもラインナップされています。

アルミ製のスペースフレームを用いた「アウディ・スペース・フレーム」技術がさらに進化。新らしいクワトロシステムと一体となって、このスーパースポーツの次元をさらに高めています。

ベースとなるプラットフォーム(基本骨格)は、ランボルギーニ・ウラカンと共通。高価なアルミパーツとカーボンファイバー・プラスチックが惜しげもなく投入され、1680kgという超軽量ボディを実現しています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4425mmX全幅1940mmX全高1240mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2650mmとなります。

アウディR8(2代目)のリア

フロント

地を這うような姿勢のフロントノーズに、角型のシャープなヘッドライト。六角形型のかっちりとしたシングルフレーム・グリルが組み合わされ、迫力の中にも知性や清潔感といったものを感じさます。

サイド

前後いっぱいまで切り詰められた短いオーバーハングに、20インチの大径ホイール。ドライバー頭上に最大地上高の来る、トライアングル型のプロポーション。スポーティで力強いサイドビューを構成しています。

リア

力強く張り出したリアフェンダーに、小さく絞り込まれたキャビン。薄いリアコンビランプが一体となって、どっしりとした安定感のあるリアエンドを形づくっています。

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内装

上質な樹脂にカーボンパネル。メタリックなパーツが一体となった、質感が高くスポーティな室内空間。

メーターナセルには、アウディお得意の12.3インチ液晶ディスプレイによるデジタル式メーター、「バーチャル・コックピット」が備え付けられます。

シート

適度なホールド感を持つ薄型のスポーツシート。頑丈なシェル構造にコシのある上質なクッション、しっとりとしたナッパレザーが張り付けられ、疲れにくく快適なシートに仕上げられています。

荷室

ミッドシップに大きなV10エンジンが搭載されるため、キャビン(居住空間)後方に荷室のためのスペースはありません。フロントノーズ内に、手荷物用の小さなトランクが備わるだけです。

静粛性

コンフォート・モードでは比較的大人しいエンジン音となり、スーパースポーツとしては車内も静かです。

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エンジンとミッション

5204ccのV型10気筒DOHCエンジンに、7速ATが組み合わされます。
エンジンは、540ps/7800rpmの最高出力と、55.1kgf・m/6500rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1690kg。

エンジン

ミッドシップに搭載した、5.2L・V10エンジンで4輪を駆動。大排気量自然吸気エンジンならではの、全域で気持ちよく吹け上がる自然なトルク感と、ウルトラスムーズな回転フィールが相まって、低速域から中高速域まで気持ちの良い加速感を得ることができます。

エンジン、サス、ステアリング特性を統合的に制御する「アウディ・ドライブセレクト」が装備され、コンフォート、オート、ダイナミック、インディヴィジュアルの4つのモードから、シーンに合ったモードを自由に選ぶことができます。

コンフォートモードでは、静かで控えめなエンジン音、エンジン出力もより抑えた設定となり、市街地使いでも気軽にこのスーパースポーツを扱うことができます。

トランスミッション

デュアルクラッチによる、7速DCTを装備。ダイレクト感溢れるスムーズな変速フィール。大排気量自然吸気エンジンとあいまって、上質なドライブフィールを演出します。

乗り心地とハンドリング

前後共にダブルウィッシュボーン式サスペンションが装備されます。

乗り心地

コンフォートモードを選択すれば、しなやかなサスセッティングとなり、このスーパースポーツを上質なグランドツアラーへと変貌させます。荒れた路面の衝撃もほとんど感じさせません。

ハンドリング

新しいクワトロシステムは、通常時、後輪のみを駆動する「スタンバイ方式」となり、後輪のトラクション状況によって前輪へ100%の駆動力が伝達されます。より自然なドライブフィールと、万が一の時の高い安定性を両立しているわけです。

重厚感を伴った自然なステアリングフィール。僅かにステアリングを切り込むだけで、自然にノーズが向きを変えていきます。

コーナーの連続するワインディングでも、がっしりと4輪が路面を捉えたまま姿勢が乱されることもありません。

試乗評価のまとめ

アウディが誇るスーパースポーツ・クーペ。大排気量自然吸気エンジンと新世代のクワトロシステムが組み合わされ、素直で気持ちの良いドライブフィールと高い安定性を実現しています。

スーパースポーツといっても、ドライブセレクトを「コンフォート」に設定すれば、結構しなやかで快適な乗り心地を得ることができます。

ド迫力のかっこいい外観と、グランドツアラーなみの快適性。ここぞというときのスポーツ性能を両立した贅沢な一台です。

「普段使いできるスーパースポーツを探している」とか、「スーパースポーツに乗ってみたいが、ランボルギーニやフェラーリといったラテン系スーパースポーツでは、ちょっと派手すぎるしサービス体勢や信頼性も心配」と考えていた人にピッタリな一台となります。

中古車市場では

2016年式「5.2 FSI クワトロ」で2000万円から2400万円。旧モデル「5.2 FSI クワトロ」で1500万円前後となります。

価格

価格 | 24,560,000円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)