新型 メルセデスベンツ Eクラス E300 クーペ スポーツ(5代目)【試乗評価】ある程度の実用性を持つ、大人の上質なクーペ [DBA-238348C]


今回は「新型 メルセデスベンツ Eクラス E300 クーペ スポーツ(5代目)」を試乗レポート。
2017年にフルモデルチェンジした、Lクラスの2ドア・クーペです。この他に4ドア・セダンと5ドア・ステーショワゴン、オープントップのカブリオレがあります。

セダン、ステーションワゴン、クーペと変わり種ボディを次々とラインナップするのは、昔からメルセデスベンツお得意の手法です。

今回のEクラスも先行して発売された4ドア・セダンをベースとして、ワイド&ローのエレガントなボディを持つクーペに仕上げられています。

ただ、先代のEクラス・クーペがCクラスをベースとしていたため、今回のモデルチェンジでは実質的な車格が一つ上がる事になります。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長4855mmX全幅1860mmX全高1430mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2875mmとなります。

フロント

ロー&ワイドなフロントノーズに、Eクラス共通の大きなアバンギャルド系グリル、ブラックベゼルでギュッと引き締められたヘッドライトが装備され、程よいワイルド感と上質な雰囲気を醸し出しています。

サイド

ロングホイールベースに短いキャビン、小さなフロントオーバーハングによって、ロングノーズ&ショートデッキの伸びやかでスポーティなサイドビューを構成しています。

リア

なだらかに下降するルーフは、リアエンドで尻下がりのヒップラインと融合し、このクーペにしっとりとした大人の色気を漂わせています。

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内装

しっとりとした樹脂と上質な木目を使った、ラグジュアリーな室内空間。メーターナセルとセンターコンソール上部には、それぞれ大型液晶ディスプレイが装備され、デジタルメーターとインフォメーションディスプレイの役割を担います。使い勝手や視認性はとても良いのですが、デザインとしてはちょっと野暮ったいです。

シート

シートは上質なナッパレザー製。前席は、頑丈なフレームにコシのあるクッションが組み合わされ、体圧を適切に分散する快適なシートに仕上がっています。

後席は、やや頭上に窮屈感があるものの、座面、シートバックともに大人が座れるだけの十分なサイズが確保されています。後輪からの突き上げまろやかで、中距離(30km)程度であれば十分快適に移動することができます。小学生くらいの子供なら何の問題もありません。

荷室

2ドアクーペとしては十分に広い荷室です。家族4人であれば2泊3日程度の旅行であれば問題ありません。4:2:4で後席のシートバックを倒せば、さらに容量を拡大することもできます。

静粛性

車内にはしっかりと遮音材が施されており、ラグジュアリーな2ドアクーペにふさわしい高い静粛性能を持ちます。

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エンジンとミッション

1991ccの直列4気筒DOHCターボエンジンに、9速ATが組み合わされます。
エンジンは、245ps/5500rpmの最高出力と、37.7kgf・m/1300-4000rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1760kg。JC08モード燃費は、14.0km/lとなります。

エンジン

2.0Lのツインカムターボエンジンで後輪を駆動。低速から分厚いトルクを発生する力強いエンジン。アクセルを軽く踏み込むだけで必要なパワーを瞬時に生み出すことができます。エンジンフィールもスムーズで上質。トップエンドまで回して、やっと4発らしいビート感を感じる程度です。

トランスミッション

トルコン式の9速ATを装備。トルクフルなエンジンと多段式トランスミッションが組み合わされ、段付き感の無い上質な変速フィールを実現しています。

乗り心地とハンドリング

前輪に4リンク式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

乗り心地

19インチホイールにランフラットタイヤが装備されます。引き締まった足回りと相まって、芯のある上質な乗り味を実現しています。

小さな段差や目地段差程度であれば、キレイに衝撃を遮断しますが、やや大きめの段差を通過すると、鋭い衝撃を車内に伝えてしまいます。

このあたりが気になる人は、上級グレードのE400の方が良いでしょう。

ハンドリング

重厚感のあるスポーティなハンドリング。といってもライトウェイト・スポーツのようなキビキビ感はありません。ゆったりとした大人の余裕を残す、上質なスポーティ感です。

ハンドリングスピード自体はスローなものの、ドライバーの操舵に正確に反応して素直にノーズの向きを変えます。

試乗評価のまとめ

Eクラスセダンをベースとする、エレガントな大人のスポーツクーペ。トルクフルで上質なエンジンとしっとりとした快適な乗り味。しなやかなハンドリングを持ちます。

スポーツクーペといっても、室内には大人4人がなんとか座れるだけのスペースが確保されています。荷室スペースも2ドアクーペとしては大きめです。子供2人と大人2人であれば、十分ファミリーカーとしても使うことができます。

つまり、美しい2ドアクーペのスタイリングと最低限の実用性を兼ね備えているわけです。

「最低限の実用性と美しいスタイリング。質感の高い乗り味を持った高級車が欲しい」と考えている人に最適な一台となります。

「メルセデスベンツは好きだが、普通の4ドアセダンでは面白くない。もっと華やかな車は無いのか」と探していた人にもオススメできます。

中古車市場では

2017年式「E200 クーペ スポーツ」の極上車もしくは新古車で700万円前後。2016年式旧型「E250 クーペ」の場合は、450万円前後となります(2017年11月現在)。

価格

価格 | 8,350,000円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

記事更新を減らして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。

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