スバル・アセント、LAモーターショー2017でデビュー!3列シートを持ったフルサイズSUV【ニュース】

スバルUSAは、新型スバル・アセントを2017年11月28日に開催される「ロサンゼルスモーターショー2017」の会場で発表すると、公式ツイッターアカウントで予告しました。

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スバル・アセントの概要

今回LAモーターショーで発表される「スバル・アセント」は、2017ニューヨークモーターショーで先行して発表された「スバル・アセント・コンセプト」の市販バージョンです。

といっても、すでにコンセプトカーの段階で市販車に近い仕上がりをみせていますので、ディティールや化粧パネルなど、ショーカー用の装飾が変更されるくらいで、大きくスタイリングが変わることは無いでしょう。

以前発表された「WRX STI コンセプト」は、クーペの様な流麗なスタイリングから、ズングリとしたオーソドックスなセダンへと変更されたことがあります。この時のコンセプトカーは、内装も装備されないようなモックアップでしたので今回のアセントとは状況がまったく異なります。

アセント・コンセプトは、ステアリングも市販車用がベースとなっていますし、ヘッドライトやリアコンビランプ内のリフレクターやLEDも、市販車に良く見られるオーソドックスな形状です。

こういった市販技術を、わざわざ華やかなコンセプトカー専用として使うことはありません。「すでに仕上がった市販車をベースに、コンセプトカー用の装飾を施した」と考えるのが妥当なところです。

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スバル・アセントの外観

フロント

分厚いフロントノーズに巨大な六角形のシングルフレーム、シャープなコの字型ヘッドライトが装備され、切れ味のするどい威風堂々としたフロントフェイスです。

サイド

分厚いボディにロングホイールベース。SUVとしては傾斜の強いAピラー(一番前の柱)とDピラー(一番後ろの柱)。伸びやかで力強いサイドビューを構成しています。

Dピラー周りには、レガシィ・アウトバックと共通のモチーフが反復され、スバルファミリーの血筋を控えめにアピールしています。

リア

コの字型リアコンビランプを、シルバーモールドで連結。がっしりとした重厚感あふれるリアエンドと組み合わされ、フルサイズSUVにふさわしい力強い表情を与えています。

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スバル・アセントの内装

ステアリングには、コンセプトカー用の化粧パネルが施されていますが、基本的にはアウトバックと共通デザインです。メーターナセル内には、最近流行のデジタル液晶パネル(アウディ流に言うとバーチャルコックピット)が装備されますが、市販車では普通のアナログメーターになるかもしれません(グラフィックがショーカーっぽい仕上がりのため)。

センターコンソールには、2本のがっしりとしたシルバーフレームがはめ込まれ、その間に大きな液晶ディスプレイが装備されます。トンネルコンソール上にタッチデバイスの類は見当たりませんので、画面を直接触って操作するタッチディスプレイでしょう。

ダッシュボードセンターには、スバルお得意の「インフォメーション・ディスプレイ」が装備されます。現行車と同じシステムなら、燃費や時計、4WD、EyeSight情報などが表示されるはずです。

大きな室内には3列シートが装備されます。2+2+3のレイアウトで、2列目は独立したキャプテンシートとなります。3列目は緊急用の小さなシートではなく、大人でも座れそうな大きなシートが装備されます。映像で見る限り、足元、頭上空間ともに広々とした余裕があります。

スバル・アセントのスペック

現在、スバル・アセントの詳細なスペックは発表されていませんが、コンセプトカーには、2.4Lの水平対向エンジンで4輪を駆動するシステムが搭載されていました。

日本での発売時期や価格

残念ながら日本市場での発売予定はありません。トヨタ・ランドクルーザーなど、アセントと同じくらいのサイズを持つフルサイズSUVでもある程度の需要はあります。マイナーチェンジで、アウトバックがちょっと残念なデザインになった今、なんとかスバルのフラッグシップとして逆輸入してもらいたいものです。

フルサイズの3列シートを装備しますので、Lクラスミニバンの無いスバルにとっては、唯一の多人数乗り大型車として貴重な戦力となるはずです。

アウトバックが300万円台前半、本格的SUVのトヨタランドクルーザーが400万後半〜700万円ですから、このアセントが万が一日本市場で発売することになれば、400万円前後といったところが妥当でしょう(秋ろーの勝手な予測です)。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)