三菱 ミラージュ ディンゴ J【試乗評価】走りの自然なハイトワゴン [GF-CQ2A]


今回の試乗レポートは「三菱 ミラージュ ディンゴ J」。
1999年から2002年に渡って製造販売されていた、コンパクトな5ドア・ハイトワゴンです。

ミラージュの名が付くことからも分かる通り、4代目ミラージュ、およびランサーのプラットフォーム(基本骨格)をベースに設計されています。

当初のスタイリングがあまりにも奇抜で評判が悪かったため、登場から1年もたたずして、フロント周りを中心に外観の大幅な見直しが行われています。

※忙しくてあまり時間の無い人は、文末の「試乗評価のまとめ」をどうぞ。

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外観

全長3905mmX全幅1695mmX全高1635mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2440mmとなります。

フロント

肉厚の短いフロントノーズに、がっしりとしたグリル、角型の分厚いヘッドライトが組み合わされ、三菱らしい重厚感あふれるフロントフェイスです。

マイナーチェンジによって独特の縦型ヘッドライトは失われ、ごく普通のクリーンなデザインへと変更されています。

サイド

背の高い台形型のキャビンに短いノーズが組み合わされ、小気味いい道具感を感じさせてくれます。

リア

初期型の個性的なリアエンドは変更される事無く、そのまま後期型へも継承されています。

大きな六角形を形作るリアエンドに、縦長の同じく六角形をモチーフとするリアコンビランプがはめ込まれます。強い個性を主張しながらも、バランスよくまとまっています。がっちりとした重厚感とキビキビとした軽快感を併せ持ちます。

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内装

ツートンの清潔なインテリアデザインが施されます。センターパネルに木目調の樹脂がはめ込まれますが、質感は少々チープです。ただ単に貧乏臭くなるだけなので、コンパクトカーや軽自動車にこういったパネルは必要ありません。

アップライトなポジションでボディの見切りもいいため、初心者でも運転しやすいです。

シート

前席には、サイズ感のあるしっかりとしたシートが装備されます。クッションの芯には適度なコシが与えられており、中距離(30km)程度であれば十分快適に移動することができます。

後席のシートは、ややシートバックの高さが足りないものの、座面の大きさやクッションストロークは十分です。足元、頭上空間ともに広大なスペースが確保されており、大人二人が余裕を持って座ることができます。

荷室

この手のコンパクトカーとしては、かなり大きめの荷室が確保されています。これなら、家族で2泊3日旅行も可能です。

後席のシートバックを畳めば、ワンボックスカーなみの広大な荷室を作り出すことができます。

静粛性

コンパクトなハイトワゴンとしては、標準レベルの静粛性を確保しています。

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エンジンとミッション

1468ccの直列4気筒DOHCエンジンに、CVT(無段変速機)が組み合わされます。
エンジンは、105ps/5000rpmの最高出力と、14.3kgf・m/3500rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1190kg。

エンジン

1.5Lのツインカムエンジンで前輪を駆動。低速からたっぷりとしたトルクの立ち上がる扱いやすいエンジンです。日常領域から合流ポイントまで、キビキビとした軽快な走りを披露しますが、フル乗車で荷物を満載するとさすがにもっさりとした印象になります。

トランスミッション

ベルトとプーリーによって連続的に変速するCVTを装備。スムーズで違和感の少ないトランスミッションです。エンジンの美味しいところを引き出して、知的な制御で走り抜きます。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。後輪のみスタビライザーで強化されています。

足回り

適度に引き締まった快適な乗り心地。目地段差では路面の衝撃を伝えますが、不快感をともなう鋭い突き上げはありません。

ハンドリング

パワーアシストが強く、軽い力でくるくると操作することができます。このあたりは好みの問題でもありますが、狭い駐車場で切り返すときには便利です。

軽いロールを伴って自然に旋回。ドライバーの意図に素直に反応する、気持ちの良いステアリングフィールです。

最小回転半径が小さくボディもコンパクトなため、狭い場所でも簡単に切り返すことができます。

試乗評価のまとめ

背の高い典型的なハイト系ワゴンですが、そのドライブフィールはいたって自然で気持ちの良いものがあります。

コンパクトなボディにたっぷりとした室内を持つため、子育て世代のお父さんやお母さんが、通勤や子どもの送迎普段の買い物などに使うのにピッタリな一台です。

仕事を引退したシニア世代には、普段のコストを抑えながら、日常の足として使う下駄代わりとしてもオススメです。

中古車市場では

15年前以上に生産が終了した不人気車ということもあって、中古車市場での価格もかなりこなれています。2002年式最終モデルであれば、20万円前後で購入することができます。

価格

新車当時の価格 | 1,298,000円

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

猛暑のおかげでしつこい「切れ痔」も徐々に回復。病院にいくのは恥ずかしいのでこのまま自然治癒してくれ!(2018年7月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)