トヨタ セプター ステーションワゴン 3.0G【試乗評価】余裕のある大人にピッタリなステーションワゴン [E-VCV15W]


今回の試乗レポートは「トヨタ セプター ステーションワゴン 3.0G」。
1992年から1996年に渡って製造販売されていた、Lクラスのステーションワゴンです。

アメリカ・トヨタのケンタッキー工場で生産される逆輸入車で、この他にセダンとクーペのバリエーションがあります。

地味で巨大なボディを持つセダンやクーペの売上はパッとしなかったものの、当時のワゴンブームに乗ってこのステーションワゴンだけは好調な販売を記録しています。

ウィンダムとは、基本となるプラットフォーム(基本骨格)を共有する兄弟車の関係にあります。

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外観

全長4830mmX全幅1770mmX全高1475mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2620mmとなります。

フロント

長いフロントノーズにゆったりとした形状のヘッドライトが装備され、穏やかな印象のフロントフェイスです。大人の余裕といったものが感じられます。

サイド

薄く長いノーズにがっしりとした巨大なキャビンスペースが組み合わされ、おおらかで伸びやかなスタイルを構成。まさに広大なアメリカ大陸を彷彿とさせるようなサイドビューです。

リア

ワイド&ローのリアエンドに、フロント同様ゆったりとした形状のリアコンビランプをレイアウト。全体の印象を伸びやかにまとめています。「豊かな生活」といった言葉がピッタリとはまるステーションワゴンです。当時のステーションワゴンブームに乗って、好調な売上を記録したのもわかります。

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内装

プラスチッキーな質感の内装デザイン。といっても、全体を大らかなラインで構成しているため、貧乏臭さは微塵もありません。伸びやかで大人っぽい印象の室内です。

見やすい文字で大きな二眼メーターが装備されるため、視認性も抜群です。ノーズがやたらと長いのですが、ボディの角がしっかりと見えるため、取り回しは意外と楽です。

シート

前席にはフカフカの快適なシートを装備。といってもクッションの芯にしっかりとしたコシがあるため、長時間座っていてもそれほど疲れることはありません。

後席には、長いホイールベースを活かして、広々とした空間が確保されています。足元、頭上ともに十分な余裕があり、成人男性二人がゆったりと座れます。

なんとこのステーションワゴンには、トランクスペース内に二人がけの緊急用シートが備わります。このシートは、アメリカでは一般的な装備で、他の家の子供を乗せるため、ステーションワゴンなどによく装備されています。流石アメリカ市場向けに開発されただけのことはあります。

荷室

荷室も広大で、一般家庭であれば荷室の容量で悩むことはありません。キャンプからバーベキューまで、自由に楽しむことができます。

静粛性

静かなエンジンと相まって、遮音対策の難しいステーションワゴンとしては、かなり静粛性能が高いです。

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エンジンとミッション

2958ccのV型6気筒DOHCエンジンに、4速ATが組み合わされます。
エンジンは、200ps/5800rpmの最高出力と、28.0kgf・m/4600rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1610kg。10モード/10・15モード燃費は、8.4km/lとなります。

エンジン

3.0LのV6エンジンで前輪を駆動。低速からフラットで分厚いトルクを発生する力強いパワーユニットです。トルクの出方が絶妙で、急な上り坂から合流ポイントまで、力不足を感じることはありません。エンジンフィールも静かでスムーズ、上質なフィールがこの大人のワゴンにピッタリと合っています。

トランスミッション

トルコン式の4速ATを装備。ギア数の少ない4速ATですが、たっぷりとしたトルクを持つV6エンジンと相まって、静かでスムーズな変速を行います。

足回りとハンドリング

前後ともにストラット式サスペンションが装備されます。

足回り

ゆったりとした快適な足回り。静かな室内空間と相まって、長時間運転していても疲れが少ないです。

高速安定性も高く、フラットな姿勢を維持してスッと直進していきます。目地段差では、柔らかな足回りとそれを受け止める高剛性ボディが相まって、不快な衝撃をキレイに遮断してくれます。

ハンドリング

大きなボディを活かしてゆったりと旋回します。ハンドリング自体はスローですが、ドライバーの操舵に対して素直に反応するため、違和感はありません。

ボディの割に最小回転半径が小さく、狭い路地でも簡単に切り返すことができます。

評価のまとめ

のびやかでかっこいいいボディに、低速トルクのたっぷりとした力強いエンジン。巨大なボディを活かした広々とした室内と荷室。車に沢山の荷物と人を積んで、西へ東へと走りまわるアクティブな人にピッタリな一台です。ゆったりとした快適な乗り心地によって、そんな長距離ドライブを快適に支えてくれるのも嬉しいポイントです。

こういう頑丈でカッコイイ車を10年以上に渡って大事に乗っている人を見ると、本当に羨ましくなります。新車で買う時に、その車の本質を見抜いていたという事ですから。

価格

新車当時の価格 | 2,993,000円

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)