2代目 インプレッサ WRX NB(初期型)【旧型レポート】セダンの皮をかぶった、純粋なスポーツカー [TA-GDA]


今回の旧型レポートは「2代目 インプレッサ WRX NB」。
2000年から2007年に渡って製造販売されていた、小型のスポーツ・4ドアセダンです。当初、WRXモデルはセダンのみの設定でしたが、2002年のマイナーチェンジでスポーツワゴンが追加されています。

毎年行われる年次改良とは別に、2002年と2004年にマイナーチェンジが行われ、2度に渡って大幅な外観デザインの変更が行われています。

スポンサーリンク

外観

全長4405mmX全幅1730mmX全高1435mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2525mmとなります。

フロント

がっしりとした重厚感のあるフロントノーズに、丸目のユニークなヘッドライトを装備。ひと目でインプレッサだと分かる個性的なフロントフェイスです。

ボンネットの上には、ターボチャージャー用の吸気口が開けられ、WRXならではのスポーティな世界観を感じさせます。この吸気口はスバルのスポーティモデルにお決まりの定番アイテムなんですが、「野暮ったい」とか、「いやいやスバルらしくてカッコイイ」とか様々な意見があります。秋ろーとしては、大型ウィングとかエアロといったものが好きなので、こういったアテムは大歓迎です。なぜか、歳を取るごとにこういった物への興味が強くなっているんです。

サイド

ずんぐりしたボディにしっかりと台形を構成するキャビンが組み合わされるため、サイドビューはちょっと野暮ったい印象です。ただし、その分室内の居住性は良好です。

前後に余り気味のオーバーハングも古めかしい印象を強よめています。アウディのようにフロントオーバーハングが短くなると、ぐっとカッコよくなるのですが、そうすると今度は前輪のトラクションが不足したり、整備性が悪くなったりと色々な弊害が生まれてしまいます。コストと性能のバランスを考えると仕方がありません。

リア

ハイデッキ化されたヒップラインに、大地を踏みしめるように広がるブリスターフェンダーが相まって、力強いリアエンドを構成しています。そうせなら、STiの大型リアウィングを組み合わせたくなります。

スポンサーリンク

内装

スポーティにブラック系で統一されたインテリアデザイン。メーターナセルには大きな三眼メーターが装備され、視認性も良好です。

切り立ったボディとアップライトなドライビングポジションにより、ボディの見切りは良好です。広々とした視界が確保されており、運転がしやすいです。

シート

前席にはスポーティな形状のセミバケットシートが装備されます。がっちりとしたサイドサポートが装備され、ワインディングでもしっかりとドライバーの身体をホールドします。クッションは若干硬めですが、体圧が均一に分散されているため疲れにくい構造です。

リアシートは、大人二人が座るだけの十分なスペースが確保されています。クッション自体は適度に柔らかいのですが、足回りが硬いため快適な乗り心地とはいえません。

荷室

幅、奥行きともに申し分の無い、広大な荷室スペースが確保されています。家族4人でれば、2泊3日旅行も十分可能です。

静粛性

スポーティなエンジンサウンドが車内に気持ちよく響きます。ロードノイズ、風切音は気になるレベルにはありません。

スポンサーリンク

エンジンとミッション

1994ccの水平対向DOHCエンジンに、5MTが組み合わされます。
エンジンは、250ps/6000rpmの最高出力と、34.0kgf・m/3600rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1350kg。10モード/10・15モード燃費は、11.8km/lとなります。

エンジン

2.0Lのツインカムエンジンで全輪を駆動。低速域からフラットで図太いトルクを発生する、スポーティなパワーユニットです。ターボラグもまったく感じられず、どの速度域からでもリニアで強烈なトルクが立ち上がります。

洗練された最新型のエンジンでは聞くことのできない、ドロドロといった懐かしいボクサーサウンドが楽しめるのも、この世代の大きな魅力です。

この上のグレードには、さらに強力なエンジンを搭載する「WRX STi」が存在しますが、普通の人であれば素の「WRX」で十分でしょう。

トランスミッション

5速のマニュアル・トランスミッションを装備。ローギヤードな設定と、低速トルクのたっぷりとしたエンジンとが相まって、低い回転を維持しながら強烈な加速を示します。

ややシフトストロークは大きいものの、しっかりとした剛性感と小気味位手応えを持つスポーティなトランスミッションです。

足回りとハンドリング

前後ともにマクファーソン・ストラット式サスペンションが装備されます。

足回り

ガチガチに固められたスポーティな足回り、助手席の人からは苦情がでるかもしれません。目地段差ではゴツゴツと不快な衝撃を車内に伝えます。

スタビリティが異常に高く、高速域ではびくともしない鬼のような直進性をみせます。

ハンドリング

圧倒的なグリップ力とスタビリティを活かしてグイグイと曲がります。ダイレクト感あふれるスポーティなステアリングフィールです。

評価のまとめ

強烈な加速力と高い安定性、グイグイと曲がるダイレクトなハンドリングなど、見た目は普通のセダンですが、このおWRXの中身は完全なスポーツカーです。

インプレッサの上級グレードといった軽い気持ちで買うと、後悔することになります。逆に、走りの好きなお父さんが、「普段は通勤や仕事に使い、週末は走りを楽しみにワインディングに行く」なんて使い方ならピッタリとはまる一台となるでしょう。

ただし、奥さんやお子さんから「乗り心地が悪い」と苦情を言われるかもしれませんが。

価格

新車当時の価格 | 2,383,000円

スポンサーリンク

ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

最近は気温の上昇とともに体調も除々に回復!長い冬でした(2018年4月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の更新がしばらく少なくなります(2018年4月)