中古車は前のオーナーの属性によって、車の状態が大きく異なる【中古車の選び方】

ベンツのヘッドライト

中古車は前のオーナーの乗り方によって、痛み具合に大きな差があります。

つまり前のオーナーがどういった属性の人であったか、知ることが出来れば、おのずとその中古車の程度がどのようなものか、ある程度の推測ができるのです。

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前のオーナーの素性を知る事は簡単ではない

しかし、前のオーナーを正確に知る術はそれほどありません。店舗に並んでいる車の車検証はすでに新しいものに書き換えられていますし、例え名前が確認できてもそこからどんな人であったか推測することは困難です。

あとは中古販売店の営業マンに聞いて、その言葉を信じるしかありません。ただし、その車の状況を見ることによって、ある程度の推測を立てることは可能です。

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エンジンが吹け上がらないクルマの場合

例えば、アクセルをしっかりと踏んでいるにも関わらず、中々エンジン回転が上がってこない、吹け上がりの悪い車の場合です。こういった車のオーナーは、よっぽどののんびり屋さんか高齢者でしょう。

制限速度50km/hの道路を、40km/hなどの超スローペースで走る人たちです。こういったオーナーに使われ続けた車は、エンジンにのんびりしたクセが付き、いくらアクセルを踏んでも思ったように加速することができないのです。

このような車のエンジンを、思ったように加速するエンジンに再び仕立て直すには、新車の「慣らし運転」のような手順が必要です。

ただし、こういった車は乱暴に扱われていませんので、車自体の痛みはそれほど進んでいないことが多いです。

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素早いシフト操作が必要なクルマ

また、マニュアル・トランスミッション車の場合、素早く変速してやらないとスムーズに変速できない事があります。他には、通常通り「1速から2速へ」、「2速から3速へ」と変速しようとすると、シフトが引っかかって上手く変速できないが、「1速から3速へと」1速飛ばしに変速するとスムーズに変速できるといった車もあります。

こういった車のオーナーは、せっかちな人とか、乱暴な運転の人が多いです。こういった車を中古車で購入すると後でどんな不具合が発生するか分かりません。そのため、こういった特徴のある車はできれば避けた方が無難です。

小傷の多い、汚れたクルマ

また、車内が汚れていたり、ドアノブ周辺の広い範囲に小傷が沢山ついていたり、トランクルーム周辺が汚れていたり、ボディ外装に小傷や凹みがある車も避けた方がいいでしょう。

こういった車のオーナーは、自動車に大して愛着が無い人の場合が多いです。必然的に自動車の管理もおざなりになりがちですから、中古車として購入した場合は、その後、不具合が発生知る確立が高まります。

オススメは「お金持ちのクルマ」

ではどういったオーナーが所有していた車がオススメなのか。それは、ズバリ、「お金持ちが所有していた車」です。ただ、「どの車がお金持ちが所有していた車ですか?」と聞いても、営業マンから正確な情報が得られるとは限りません。

といってもそういった車を見分けるのは簡単です。庶民がちょっと購入をためらうような高額車で、なおかつワンオーナーの車を探すことです。

高額車輌といえども、年式が古くなれば庶民でも簡単に購入することができます。そこで「ワンオーナー」というポイントを見ることが大切になるのです。高額車を新車で買う事のできるのは、すなわちお金持ちしかいないのですから。

※そのクルマが、ワンオーナー車かどうかについては、プライスタグや中古車サイトの詳細情報を見ることで確認できます。

こういったお金持ちの車は丁寧に扱われている事が多いですし、定期点検やメンテナンス、消耗部品の交換も、お金に糸目をつけずしっかりと行われているはずです。

新車の時に高嶺の花だった高額車輌でも、5年もすれば充分な値下がりが期待できます。ここを狙って購入するわけです。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)