4代目 三菱 グランディス スポーツ(2004年)【旧型レポート】個性的で美しい外装を持つ、使い勝手の良いミニバン [CBA-NA4W]


今回の旧型レポートは「4代目 三菱 グランディス スポーツ(2004年)」。
2003年から2011年に渡って製造販売されていた、Mクラスの6人乗りミニバンです。

先代「三菱 シャリオ グラディス」の実質的な後継車となるモデルでもあります。

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外観

全長4755mmX全幅1795mX全高1655mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2830mmとなります。

メルセデス・ベンツのマイバッハや、2代目スバル・レガシィをデザインした、「オリビア・ブーレイ」が三菱自動車でデザイン部長をしていた時のスタイリングです。

フロント

ミニバンでありながら、ロー&ワイドな印象の強いフロントフェイスです。ブーレイならではの細やかなディティールがあちこちに散見され、眺めているだけで新しい発見があります。

特にヘッドライト端の「く」の字に折られたラインは、おっと唸ってしまうほどです。こういった外しのテクニックによって、全体的には深みのあるスタイリングが形作られています。

ワンモーションフォルムによる、近未来的なカッコいいミニバンです。

サイド

サイドビューは、まさに絶品と言っても過言ではない、素晴らしいスタイリングです。ボディサイドにはいくつかのキャラクターラインが微妙に重ね合わされ、力強いボディを構成しています。

フロントノーズから発生したショルダーラインは、リアエンドで緩やかに下降、尻下がりのエレガントな印象を加えています。

Aピラー以外の全ての柱がブラックアウトされ、薄く長いキャビン形状と相まって、伸びやかなフォルムを形づくっています。

リア

リアエンドに向けて下降するルーフラインとショルダーライン、リアウィンドウ下端の緩やかなV字ラインと、それに直交するようにレイアウトされたリアコンビランプ。全ての要素がバラバラにぶつかり合っているように見えて、実は緻密な計算によって巧みに調和が保たれています。優雅な中にもアグレッシブな印象を感じさせる素晴らしいリアエンドです。

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内装

内装デザインも外観に負けずおとらず、個性的で完成度の高い仕上がりです。ATシフトはセンターコンソール中央に配置され、足元にはウォークスルーを可能にする広々とした空間が拡がります。

室内も広々としており、大人5人がゆったりと座れます。

シート

たっぷりとしたストロークと適度なサイズ感を持つ、快適な座り心地のフロントシート。

セカンドシートには、左右に独立したキャプテンシートが装備されます。フロントシート同様に快適なシートです。

サードシートは、床と座面が近く、足元スペースも小さめで窮屈な印象です。そのため、緊急用の補助シートとして割り切った使い方が必要です。

荷室

サードシートを展開していると荷物スペースはほとんどありません。ただし、サードシートは完全に床下に収納することが出来ます。

この状態であれば、ステーションワゴンのような広々とした荷室として使えます。サードシートを緊急用シートと考えれば、充分な荷室容量です。

静粛性

ややエンジンノイズが大きめです。

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エンジンとミッション

2378ccの直列4気筒SOHCエンジンに、4速ATが組み合わされます。
エンジンは、165ps/6000rpmの最高出力と、22.1kgf・m/4000rpmの最大トルクを発揮します。

車両重量1620kg。10モード/10・15モード燃費は、–km/lとなります。

エンジン

2.4Lのツインカムエンジンで、前輪を駆動。初期型に搭載されていた「GDI」と呼ばれる直噴エンジンはカタログから落とされ、普通の4気筒エンジンだけとなっています。

車重に対してトルクが不足気味で、坂道や急な加速を必要とする場面ではもっさりとした印象です。平坦な市街地であれば、必要充分なトルク感です。

トランスミッション

ステップ感の強いトランスミッション。ただし、それが原因でギクシャクとする事はなく、かえってスポーティな印象を楽しむことができます。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソン式サスペンション、後輪にはセミトレーリング式サスペンションが装備されます。

足回り

剛性の高いボディに、スポーティなサスが装備されます。高速域ではビシっとした安定性があり、安心してハンドルを握ることができます。

やや引き締まった印象の、それでいて適度なしなやかさのある快適な乗り心地。カッチリとした印象でありながら、路面の衝撃は適度に角が丸められており、嫌な衝撃を車内に伝えることはありません。

ハンドリング

ハンドリングがいい。決してキビキビとした分かりやすいモノではないが、ドライバーの操舵に対して車体が素直に反応するため、常に楽しさを感じながら運転することができます。

ただ、ボディの大きさ以上に最小回転半径が大きく、取り回しに苦労します。

評価のまとめ

年々厳しさを増す排ガス規制に、コストの高いGDIエンジンでは対応ができなくなり、結果的に普通の自然吸気エンジンのみの展開となっています。

そのため車重に対してトルクがやや不足気味で、急な坂道や加速を必要とする場面では、どうしても力不足を感じてしまいます。

ただし、オリビア・ブーレイによる美しいボディは、それだけでもこのグランディスを購入する価値があります。三菱ならではの剛性の高いボディに、しっかりとした足回りが施され、乗り味も重厚感のあるしなやかな印象です。

ローフールボディにしては室内にもたっぷりとした余裕がありますので、家族4人で遊びに使うにはピッタリな一台です。

価格

新車当時の価格 | 2,449,650円(消費税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。