奥さんのお色気を使ってベンツを手にれた男【こぼれ話】


メルセデスベンツのイメージ

メルセデスベンツSクラスといえば、1000万円以上もする高級フラッグシップセダンです。

我々庶民が中々手にする事の出来ない、いわば高嶺の花ともいうべき車ですが、このSクラスを1円も払わずに手にした男がいます。

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泥棒のセミプロ集団

1989年。神奈川県藤沢市。かつて、ここには荒っぽい稼ぎ方をする窃盗集団が存在しました。

この窃盗団のリーダーは同市に在住する無職のS(30歳)。近所の仲間3人に自分の奥さんを加えて、総勢5名の小規模な窃盗団を構成していました。

このSたちは、普段、近所の家電量販店などに押し入り、高価な家電を狙って根こそぎ持ち去るという犯罪を繰り返しています。

お店に押し入る時には、ドアを破壊、もしくは窓ガラスがある場合はそこを割って侵入。乗り付けたトラックに家電を積み込んでそのまま持ち去るという手口です。

奪った高価な家電は、裏ルートを使って売りさばいたり、気に入ったものがあれば自分たちで使う事もありました。

こういった荒っぽい手口にも関わらず、なぜか重要な証拠を残す事がなかったため、中々警察も犯人を捕まえることができなかったのです。

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突然ベンツが欲しくなるS

そんなある日、リーダーのSは、新たな犯罪を思いつきます。ドイツの誇る最上級セダン、「メルセデスベンツSクラス」の窃盗です。

といってもSたちはしょせん素人が集まって作った泥棒のセミプロ集団です。厳重なセキュリティの施された「メルセデスベンツSクラス」を盗むほどの窃盗技術はありません。

そんな事はS自身もよく分かっていますので、窃盗技術がなくても簡単に盗める方法を計画します。それが「自分の奥さんを使ったお色気作戦」です。

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その犯行の手口とは?

普通の車泥棒は路上や駐車場に停車してある無人の車を狙います。その方が、人目に付きにくいからです。逆にSは、その常識の裏をかき、白昼堂々、昼間の犯罪を計画します。

まず、ディーラーから500mくらいの場所に車を停め、メルセデスベンツSクラスの荷降ろしをするキャリアーを待ちます。

キャリアーがディーラーの前に停車して、Sクラスを降ろし始めたら作戦開始です。

Sの奥さんがキャリアーで荷降ろしするドライバーに歩み寄り、「すいません。車が故障しちゃって困ってるんです。ちょっと見てもらえないですか?」と話しかけます。

Sの奥さんは、こんな犯罪を犯し続ける男の奥さんとは到底考えられないほどの美人です。その美人の奥さんがミニスカーを履き、胸を大きくはだけた服装で助けを求めて来るのですから、普通の男であればこれを断る人はいません。

まんまと500m離れた場所に停めた車に、奥さんがドライバーを引き付けている隙に、Sはベンツをキャリアから降ろし、楽々と窃盗することに成功します。

この後、Sは盗んだベンツが気に入り、そのまま偽造ナンバーを付けて乗り回していたそうです。

ところがこの窃盗方法があまりに乱暴すぎました。キャリアーの運転手の証言から、すぐに奥さんの顔が割れ、そこから芋づる式にSを筆頭に窃盗団全員が逮捕されたのです。

こういった犯罪に巻き込まれないためには?

この人の善意につけこんだ悪どい窃盗手法は、何もこのSだけの専売特許ではありません。

ゆっくり走る車にわざとぶつかり、ドライバーが心配して降りてきた隙に、別の男が車を盗み取るといった手口もあります。

また、車を窃盗するわけではないが、わざと車にぶつかかって金品を要求する「当たり屋」といった手口もあります。

こういった犯罪に巻き込まれないためには、路上で何かトラブルがありどうしても車を降りないといけないといった時は、必ず鍵を携帯するというのが重要な防衛手段となります。

また、当たり屋に金品を要求された場合は、素直に要求に応じることなく、すぐに警察に連絡するの事が大切です。

当たり屋への対処法としては、「当たり屋の巧妙な手口とその対処法【運転のコツ】」のページで詳しく触れています。よかったらご覧ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。