新型 メルセデスベンツ Sクラス S300h(W222・6代目)【試乗評価】ディーゼル+電気モーターで、燃費20.7km/l! [LCA-222004]


メルセデスベンツS300hのフロント

今回は「新型 メルセデスベンツ Sクラス S300h(W222・6代目)」を試乗レポート。
2013年にフルモデルチェンジしたLクラスの高級セダンです。日本市場では同年の11月より販売されています。

メルセデスベンツが誇るフラッグシップモデルで、この他に派生車種として、クーペとロングボディが用意されます。

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外観

全長5120mmX全幅1900mmX全高1495mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは3035mmとなります。

フロント

メルセデスベンツS300hの正面

ゆったりとしたフロントノーズに、大型の台形グリル、角型ヘッドライトが装備され、威風堂々とした重厚感を感じさせます。

サイド

メルセデスベンツS300hのサイド

ロングノーズに大きなキャビン、緩やかに下降するルーフラインと尻下がりのリアエンド。広々とした室内を持ちながらもクーペのように優美なシルエットです。

リア

メルセデスベンツS300hのリア

強く傾斜したリアウィンドウと大きなひし形リアコンビランプ、肉感的なリアエンドが相まってゴージャスな印象を与えています。

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内装

しっとりとした樹脂に、質感のある木目、本革素材が組み合わされ、優美で美しいインテリアデザイン。アップライトなポジションと、しっかりと切り立ったボディにより、車両感覚がつかみやすいです。

メーターナセルとセンターコンソール、それぞれに大型液晶ディスプレイが装備されます。見た目の面白さとともに、合理的で使い勝手の良いデザインです。

シート

フロントシートには、ソフトで肌触りの良い表皮パッドに、重厚感のある上質なスポンジが組み合わされます。体圧をキレイに分散してくれるため、長時間座っていても疲れが少ないです。

リアシートにも、肉厚で重厚感のあるシートが装備されます。頭上、足元空間ともに、広々とした空間が確保されており、ショーファードリブン(運転手付き)としても充分に使えます。

荷室

大きな駆動用バッテリーがリアシート後方にレイアウトされるものの、荷室には広大なスペースが確保されています。家族4人でキャンプやバーベキュー、思い思いのスケジュールを楽しむことができます。

静粛性

S400h(ガソリンエンジン+電気モーター)と比べると、僅かにバイブレーションと騒音が大きめです。

といってもメルセデスベンツのフラッグシップモデルですから、クラス標準を超える充分な静粛性が与えられています。

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エンジンとミッション

2142ccの直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジン+電気モーターに、7速ATが組み合わされます。
エンジンは、204ps/3800rpmの最高出力と、51.0kgf・m/1600-1800rpmの最大トルクを発揮。
また電気モーターは、20psの最高出力と、25.5kgf・mの最大トルクを発揮。
車両重量2080kg。JC08モード燃費は、20.7km/lとなります。

エンジン

走り始めは電気モーターのみで駆動、しばらくすると2.2Lディーゼルエンジンによって力強い加速が始まります。

そのため、全域を通して力強いトルク感が得られます。街中はもとより、急な上り坂であっても流れをリードしてパワフルに走ることができます。

ただし、S400h(ガソリンエンジン+電気モーター)と比較すると、やはりエンジン始動時のバイブレーションが気になります。巡航時の振動も僅かながら感じられます。

といっても、高速巡航時であればノイズはそれほど気になりません。逆に燃費効率はディーゼルエンジンの方が上回ります。

トランスミッション

スムーズかつ上質な変速フィール。ディーゼルエンジンと電気モーターの特性を見事に調和させます。

足回りとハンドリング

前後ともに「AIRマティックサスペンション」を装備。

足回り

高剛性ボディとランフラットタイヤ、高性能サスペンションにより、重厚感のある滑らかな乗り味です。段差の衝撃が車内に侵入して、不快な印象を与えることもありません。

足回りのセッティングが見直され、高速域でのフラットライド感がさらに向上しています。

ハンドリング

大柄な重量級ボディを持ちながらも、そのハンドリングは意外と軽快でスポーティです。ドライバーのイメージしたラインを正確に再現します。

最小回転半径が小さいので、狭い場所でも簡単に向きを変えることができます。

評価のまとめ

S400h(ガソリンエンジン+電気モーター)と比較すると、僅かにバイブレーションが大きめです。といってもそれは同じSクラス同士を比べた場合のはなしです。このS300hだけを引っ張り出してきて乗れば、クラス標準を超える充分な上質感と静粛性が感じられます。

その静粛性能の差は価格にも反映されており、このS300hはSクラスで唯一1000万円を切るリーズナブルか値付けが行われています。

逆に、燃費効率では上級グレードよりもこのS300hの方が優れていますので、多少のバイブレーションが気にならないのなら、エントリーモデルのこのS300hの方がオススメです。

「どうせSクラスに乗るなら、圧倒的な静粛性能とウルトラスムーズな上質感を味わいつくしたい」という方には、上級グレードのをS400hオススメします。

価格

価格 | 9,980,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

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