路上に散乱する重要書類の怪!【こぼれ話】


沢山の書類

個人情報保護がうるさく叫ばれる昨今、一度、こういった情報が拡散してしまうと、ネットを使って一気に拡散、取り返しのつかないことになります。

ただ、今回ご紹介するエピソードは、まだインターネットがそれほど普及していない頃のお話です。そのため、個人情報が漏れたといってもそれほど大げさに騒がれる事はありませんでした。

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路上に散乱する書類

1990年2月。京都市中京区での出来事です。

この日、京都市在住のSさんが自転車で市内を走っていると、路上に大量の書類が散乱していることに気づきました。

なんだろうと思い手にとると、そこには「運転免許申請書」の文字とともに、色々な人たちの個人情報が記入されています。

「こんな重要な書類が大量に散乱しているなんて、ただ事ではない」と驚き、急いで京都府警に通報を入れます。

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個人情報が記入された免許申請書

通報を受けた京都府警は急いで現場に急行。そこには通報通り大量の書類が散乱していました。書類の内容は、免許証申請用紙とともに、自動車学校の卒業証書、申請者の戸籍謄本など重要な書類ばかりです。

こういった重要な書類は、普通、警察署で厳重に管理された後、保護期間を迎えたものから順番に廃棄される手順となっています。

路上に散乱していた書類は、ちょうどこの廃棄処分となるタイミングの書類ばかり。おかしいと思って調べてみると、この日の午前中、保護期間を終えた書類を処分するため、京都府警のNさん(27歳)が、市内のリサイクルセンターへこれらの書類を運んでいたという事が判明します。

通常であれば荷物を軽トラに積んだ後、しっかりと幌の口を閉じて搬送する手順になっています。ところが、このNさんは幌をいい加減に閉じていたため、400枚以上の書類を路上にぶちまけてしまったという訳です。

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なぜか書類を盗み出す男

この路面に散乱した書類を回収中、もうひとつのトラブルが起きてしまいます。

400枚近い書類をほぼ集め終わり、「後ちょっとだ」と署員の気が緩みかけたころ、一台の団体職員の運転する黒塗りの街宣車が現場に停車します。

「なんだろ?」訝しげに見つめる署員の前、突然、団体職員の男が路上に降り立ち、あたりに残された最後の書類数十枚を持ち去ったのです。

「それは大切な書類です!持ち去らないで!」という署員の言葉も虚しく、男は現場から逃走、まんまと書類を盗むことに成功します。

その後、街宣車のナンバープレートから、団体職員の男を特定、無事に書類は取り返されました。

といっても不思議なのはこの団体職員の男です。免許申請書を盗んだからといって、何の特もありません。それを警察官の目の前でやってしまうなんて、いったい何を考えていたのでしょう。

警察官に何か不満があって、それを訴えたかったのか、それとも大の大人が一生懸命「書類」を集めているのを見て、何か価値のあるものと勘違いしたのか、まったくもって理解に苦しみます。

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。