女性を助けたつもりが、交通事故に・・・【こぼれ話】


夜の道

口喧嘩の仲裁に入ったつもりが、よく聞いてみると当初思っていた事情と異なり、「どちらにもそれぞれ納得できる事情があった」なんていう事はよくあります。

そんな状況で一方に肩入れしてしまうと、後でこちらが大恥をかくことになりますね。

口喧嘩であれば大恥をかくだけで済みますが、人の命に関わるような交通事故の場合はそういう訳にもいきません。

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酒を飲みすぎて大暴れするW

1976年の7月。静岡県の熱海市に在住するW(40歳)は、焼肉屋の2階で一人焼酎を飲んでいました。

そこへ内縁関係にある女性Aさん(36歳)が現れます。当初は機嫌よく焼肉を食べながら二人で仲良く焼酎を飲んでいました。

ところが、ささいな事をきっかけにWが暴れだします。暴力は次第にエスカレートしていき、恐怖を感じたAさんは焼肉屋から逃げ出します。

観光地の熱海市といっても、この当たりは人通りが少なく山道の続くど田舎。真っ暗な夜道を全速力で逃げるAさんですが、近所に逃げ込むのにちょうど良いような場所は見当たりません。

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偶然通りかかった軽自動車

焼肉屋で飲んだくれるWは、途中でAさんに逃げられると、さらに怒りを爆発させます。ベロベロに酔っ払いながらも自分のバイクにまたがり、Aさんの追走を始めます。

酔っ払っているといっても、そこはバイク。あっという間に徒歩で逃走するAさんに追いついてしまいます。

しかし、そこへタイミングよく軽自動車でドライブする男性(20歳くらい)が通りかかります。車内には女性(18歳くらい)が同乗しています。

この若い男性と女性は、悲鳴を上げながら逃げ惑うAさんに驚き、てっきり痴漢から逃げる女性だと勘違いして、いそいで車内へと保護します。

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バンパーにしがみつく男

逆上したWは、Aさんを取り戻そうと必死で軽自動車のバンパーにしがみつきます。

わけの分からない事を叫ぶWに、ガタガタと震えるAさん。この様子を見た男性は、ゆっくり軽自動車を発進させます。

このタイミングで普通の人なら諦めて手を離すでしょう。しかし、相手はベロベロに酔っ払っていて理性的な判断ができません。

引きづられながらも、必死にバンパーにしがみついています。そんな事とは思いもよらぬ男性は、徐々にスピードを上げて制限速度まで加速。

ついに10m引きづられたところで手を離すW。ただし、手を離すタイミングが非常に悪かった。地面に転んだ拍子に強くガードレールにぶつかり頭を強打、なんとそのまま死亡してしまったのです。

こんなトラブルに巻き込まれないためには

その後、Aさんはカップルの車で実家まで送ってもらい、名前も聞かないまま別れています。

後で事の次第を聞くも時既に遅しで、Aさんはカップルの顔も名前もほとんど覚えていなかったそうです。

取り調べをした警察官は、「確かに若者は人助けのつもりだったのだろうが、業務上過失致死の疑いは残る」と割り切れない表情だったそうです。

秋ろーが自分の身に置き換えてみても、こんな時、咄嗟にどうすれば良かったのか判断に迷います。

まあ、女性が深夜悲鳴を上げて逃げていれば、当然、車内に保護はするでしょう。ただし、その後その場に残れば非常に危険です。じわじわと走りながら、警察へ連絡するというのが最善の策だと思いました。

ドライバーが非力な女性であれば、そのまま走り去るというのも仕方がないでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。