スタッドレスタイヤを上手に長く、安全に使うための裏技【点検とメンテナンス】

スタッドレスタイヤノーマルタイヤがハマっていたホイールを組み替えて使う場合、タイヤを組み替える度に工賃とバランス調整の費用が掛かる事になります。

スタッドレスタイヤを2シーズン以上使う予定があれば、スタッドレスタイヤ専用のホイールを購入した方が結果的にコストは安くなります。

また、頻繁にタイヤを組み替えて使っていると、タイヤとホイールにダメージを与えることになり、タイヤの寿命を短くしてしまうこともあります。

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スタッドレスタイヤの選び方

スタッドレスタイヤには、よく使う路面状況に合わせていくつかのタイプが用意されています。

  • ハイウェイタイプ
  • ハイウェイタイプは、高速道路や乾燥した路面を走る機会の多いドライバーにオススメのスタッドレスタイヤです。

    ノーマルタイヤに近い特性で、スタッドレスタイヤ独特のフニャフニャした感触が少ないため、安定した走りが可能です。

  • ミラーバーンタイプ
  • ミラーバーンタイプのスタッドレスタイヤは、圧雪路や鏡のように凍りついたミラーバーンで高いブリップ性能を発揮します。

    その反面トレッド面のゴムが軟らかいため、ノーマルタイヤのようなダイレクト感は希薄です。

  • マルチタイプ
  • マルチタイプのスタッドレスは、ハイウェイタイプとミラーバーンタイプの間を取り、どちらの状況でもそこそこの性能を発揮するようにバランスが調整されています。

    使い勝手が良いため、販売されているスタッドレスタイヤの大半を占めます。

ほとんど雪道を走る可能性は無いが、念のためスタッドレスを装着しておこうという人には「ハイウェイタイプ」を。

住んでいる地区が豪雪地帯だという人や、毎週スキー場に行くという人には「ミラーバーンタイプ」。

冬の間に2、3回は雪が積もるという人には「マルチタイプ」をオススメします。 

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スタッドレスタイヤの保管方法

スタッドレスタイヤを保管する時は、タイヤに付いた汚れをキレイに洗い流した後、しっかりと乾燥させます。

保管する場所は、直射日光が当たらない湿度の低い冷暗所が最適です。野外に保管する場合は、タイヤ専用のカバーを掛けておいてください。

タイヤを置く時は、横積みにせず、タイヤを走行状態と同じように立てたまま保管んしてください。さらに、タイヤを保管するための「タイヤ収納ラック」があれば言うことありません。

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春先になったらなるべく早くノーマルタイヤに交換する

スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べると、トレッド面が柔らかく路面への食いつきが良いため、結果的に燃費が悪くなります。

タイヤを変える時期はあなたが住んでいる地方によってまちまちですが、「そろそろ暖かくなってきたかなあ」と感じたら、なるべく早めにノーマルタイヤに交換したほうが、年間を通しての燃費は向上することになります。

サマータイヤに交換するのがめんどくさいからと、一年中スタッドレスタイヤのまま走り続ける人もいます。これでは燃費を悪化させるだけではなく、高価なスタッドレスタイヤの賞味期限を無駄に捨てているのと同じ事になります。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)