次世代型 日産リーフ、間もなく登場!「プロパイロット(自動運転制御)システム」を搭載!【ニュース】

ラスベガスで開催されている「CES 2017」で日産自動車は、「間もなく次世代型リーフが登場することになる」と明らかにしました。この次世代型リーフには、現在、NASAと日産が共同で開発している「プロパイロット(自動運転制御)システム」を搭載する予定です。

※動画は、次世代型日産リーフのコンセプトモデルといわれている「IDS Concept」です。

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プロパイロットシステムとは

次世代型リーフに搭載される「プロパイロット(自動運転制御)システム」は、高速道路において単一のレーンでの自動運転制御を可能にするものです。
この「プロパイロット(自動運転制御)システム」は、すでに2016年に発売されている「日産セレナ」と同様のものになります。

また、このシステムは2018年までを目処にさらにアップデートされ、マルチレーン(複数車線)を使った自動運転制御までも可能にする予定です。加えて、コマンドセンターに常駐するオペレーターと連携する事で、さらにきめ細かい運転支援が行われます。

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コマンドセンターのオペレータによる支援

例えば、倒木や工事により進路が塞がれている時、プロパイロットシステムを司る「AI」は危険を検知して自動車を停止します。ただ、AIだけではそこからどのように走れば安全な航路を確保できるかまでは判断できません。

そこで、AIはコマンドセンターに助けを求めるとともに、現状のデータをオペレータに送信します。そのデータを受け取ったオペレータは、送信されたデータと周りを走っている車から送られてくるデータを統合して、新しく安全に走る航路を設定し直します。

また、設定し直された航路データは、再び自動車に搭載されたAIへと送信され、AIはその情報をもとに自動運転を再開するという仕組みです。

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次世代型リーフの詳細

日産自動車は、この「次世代型リーフ」について、現在のところ詳しい情報を開示していません。

ただ、ラスベガスで行われた日産自動車のQ&Aコーナーにおいて、日産自動車のリサーチ&アドバンスドテクノロジー上級研究役員アサミ・タカオ氏が、電気自動車の未来について質疑応答に答えてくれました。

次世代型リーフについて、「シボレー・ボルト」と競合するのか?という質問に対してアサミ氏は、「それは商品企画の問題だ」と答えました。続けて「シボレー・ボルトの航続距離は200マイル少々だが、次世代型リーフの場合は、200マイルから300マイルとなる予定で、最終的な性能については今後の市場調査によってどれだけリーフにコストを掛けられるかによって変わる」と述べています。

現在市場で販売されている現行型リーフの航続距離は、約107マイルほどです。このアサミ氏の発言が真実なら、2倍以上の性能アップがなされる事になります。また、現行型リーフの登場は2010年と発売から7年が経過していますが、これに対して次世代型リーフの登場は2018年あたりとなりそうです。

スタイリングについては、2015年に東京モーターショーで発表された「IDS Concept」のスタイリングを、そのまま市販モデルとしてリファインしたものになるのではないかと言われています。

「IDS Concept」は、現行型リーフのコンセプトを踏襲しながらも、よりスタイリッシュで近未来感あふれるカッコイイデザインとなっています。

(参考:CAR Magazine website)

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クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

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