上手な道の譲り方【運転のコツ】

渋滞気味の道路をノロノロと走っていると、対向車線の右折待ちや側道から本線へ合流しようとしている車など、車を動かす事ができず立ち往生している事があります。

こんな時、余裕があれば一旦車を停止をして相手に道を譲ってあげればいいと思いますが、おかしなタイミングで一旦停止をしてしまうと、相手が動けなくなるばかりか、こちらの流れも阻害してしまいかえって大渋滞や余計な危険を招く恐れがあります。

今回はそんな危険な道の譲り方を確認しながら、どうやったら相手に安全に道を譲る事ができるか解説したいと思います。

スポンサーリンク

目次

  • 対向車線で右折待ちをしている車に道を譲る場合
    1. 道を譲るタイミングを間違う原因は
    2. 適切なタイミングで道を譲るには
  • 隣の車線の車に道を譲る場合
    1. スムーズに合流してもらうには
スポンサーリンク

対向車線で右折待ちをしている車に道を譲る場合

例えば、対向車線の車が右折をしようと一旦停止している場合ですが、安全に道を譲るためには相手の車が右折するための十分なスペースが必要です。

そのため自分の車を停止する場所は、余裕を持って車1台分ほど手前に停止するのが理想です。車が右折をするためのギリギリのスペースしかない場合、ほとんどの人が万が一の接触の危険を避けるために右折するこ事をためらうでしょう。

こうなってしまうと、あなたが前進するまで対向車線の流れも滞ってしまいます。また右折待ちの車が少し間をおいた後、一か八か右折しようとすれば、車線の流れに合わせて前進しようとするあなたの車と接触してしまう事も考えられます。

道を譲るタイミングを間違う原因は

こういう事態に陥ってしまう大きな原因は、道を譲った側の判断ミスにあります。

前の流れに合わせて「右折待ち対向車」の横を通過する際、道を譲るのはめんどくさいし、前の車もトロトロと進んでいるからどうせ自分の車も「右折待ち対向車」の横を通過するだろうという予測に対し、実際はちょどその横で流れが止まりそうになり、慌てて進路を譲ろうとしたからです。

適切なタイミングで道を譲るには

こういった事を防ぐには、ノロノロとした渋滞であっても車一台分くらいの車間距離を常に確保しておき、右折待ち車の横を通過する際にはいつでも停止できるように、さらにたっぷりと車間を開けておくことが必要です。また余裕があれば、何台か前の車の動きを確認して止まりそうかどうかを予測しておく事も必要です。

「譲るか譲らないかどうしよう」というような優柔不断な考えは捨て、流れの悪い時にはどうせ1台くらい待っても到着時間は変わりません。そういう余裕のあるときは思い切って相手に進路を譲ることです。

始めから進路を譲る気で走っていれば、中途半端なタイミングで道を譲ることもなくなります。

ただ、これは流れがノロノロとしている時の対処法です。流れが速かったり後続車がぴったりと後ろに接近している時は、下手に止まると衝突事故を招くことになります。

スポンサーリンク

隣の車線の車に道を譲る場合

その他にも、片側2車線で同時に渋滞が発生している時にありがちなパターンですが、隣の車線から進路変更しようとする車がある場合、その車の横に並んでから進路を譲ろうとしても相手は自分のノーズを入れるのが精一杯で、完全に車線を変更する事はできません。これは、側道からの合流してくる車についても同じことが言えます。

またこの場合、相手の車線が流れ出したとしてもこちらの車線が流れなければ、ノーズだけ突っ込んだ車が邪魔になり、それから後ろの車はどちらの車線も前に進むことが出来なくなってしまいます。

スムーズに合流してもらうには

ただ、この場合は道を譲った車のタイミングが悪かったというよりも、むしろその一台前の車が早めに道を譲るべきだったと言った方が正解です。そうすれば一台前の車が入いるはずだったスペースが丸々空いているわけですから、道を譲られた車は余裕を持って車線変更をすることができます。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)