新型 シトロエン C4 ピカソ【試乗評価】しなやかな乗り心地、他に類を見ない個性的な内装と外観 [ABA-B785G01]


今回は「新型 シトロエン C4 ピカソ エクスクルーシブ」を試乗レポートいたします。
シトロエン C4 ピカソは、2013年のモデルチェンジで2代目となりました。日本市場では2014年より販売されています。

この5人乗りを「C4 ピカソ」、ホイールベースの長い7人乗りを「グランド C4 ピカソ」と呼びます。

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外観

全長4430mmX全幅1825mmX全高1630mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2780mmとなります。

フロント

シトロエンのエンブレムである「ダブルシェブロン」をセンターに配した薄型のクロームメッキグリルが、左右の小さなLEDデイライトを繋いでいます。
実際のヘッドライトはデイライトの下ですが、今までの経験則からどうしてもデイライトがヘッドライトに見えてしまいますね。見たことも無いような不思議なデザインでありながら、いくら見てても飽きない魅力と違和感の無さを両立しているのは流石とした言いようがありません。

サイド

グラスエリアを後ろから大きく囲む「C」字型のグリルメッキが、スマートで近未来的な印象を形作っています。新世代プラットフォームの採用により、前後のオーバーハングが切り詰められておりスポーティな印象です。

リア

リアコンビランプの内部には、シトロエンの「C」の字を形取ったリフレクターがレイアウトされています。また、リアガラスとリアハッチが面一で連結されており、段差の少ないスポーティな塊感を表現しています。

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内装

メーターは12インチの液晶画面がダッシュボードのセンターにレイアウトされ、ここにスピードや燃費などの様々な情報が表示されます。そのため、一般的なアナログ式メーターは装備されていません。また、液晶画面の表示内容はステアリング上のスイッチを操作する事で任意に切り替えることができます。

フロントシートは左右対称の奇抜なデザインです。新車の時は目新しくて良いのですが、3年後も同じように楽しく乗れるのか心配になります。

シートの構造は、フランス車的な柔らかなタッチの表皮と、座るとどっしりとした手応えの発生する上質なスポンジが装備されています。これなら長時間のドライブも快適です。

リアシートは3人掛けですが、良くある2人掛けの真ん中になんとかもう一人座れるスペースがあるというモノでは無く、それぞれのシートが完全に独立したセパレートタイプです。そのため、どのシートに座ってもゆったりとくつろぐことができます。

新世代の「EMP2」プラットフォームが使われており、先代と全長は同じながらホイールベースだけを2780mmに延長しています。車内には広々とした余裕があり、リアシートの足下空間、荷室スペースともに大きな容量を確保しています。

このリアシートを折りたたむ事でさらに荷室スペースを拡大する事ができますが、折りたたみの操作性は日本車のように軽快なものではなく、がっしりとした重厚感を伴うものです。

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エンジンとミッション

1598ccの直列4気筒DOHCターボエンジンに、6速ATが組み合わされます。
エンジンは、165ps/6000rpmの最高出力と、24.5kgf・m/1400-3500rpmの最大トルクを発揮します。
車両重量は1480kgで、JC08モード燃費は、15.1km/lとなります。

1598ccの小排気量エンジンながら、低速からたっぷりとターボで過給されているため街中でパワー不足を感じる事はありません。どの速度域からも自然にトルクが立ち上がるため、ギクシャクとした運転のしづらさもありません。

組み合わされるアイシン製6速ATは、搭載されるダウンサイジングターボとしっかりとマッチングが取られており、速度に応じて適切なトルクを瞬時に伝達してくれます。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはトーションビーム式サスペンションが装備されます。

新世代プラットフォームの採用により、フロントオーバーハングが短く切り詰められ、かつエンジン搭載位置も50mm下げられました。そのため、柔らかでストローク感のたっぷりした足回りながら鼻先が軽くロール感も最小限です。自然で違和感の少ないハンドリングを実現しています。

乗り心地はストロークの長いソフトなタッチですが、フワフワとした落ち着きのなさはありません。サスが縮み込むに従いしっかりとした反力が生まれるため、うねりのある路面をある程度の速度で通過しても、フラットライドでビシッとした安定感があります。

路面の目地や段差を通過した場合でも、衝撃の角が丸められているため不快な印象はありません。

評価のまとめ

荷物と人がしっかりと積めて車内も広々、他に類を見ない個性的でおしゃれな内外装、スムーズでパワフルなエンジンとタッチの柔らかいしっかりとした足回り。

最新のゴルフと比べても遜色の無いしっかりした乗り味の車です。加えてこのC4ピカソは他では味わえない個性的な魅力があふれています。子供が生まれて車内の広々としたミニバンを探しているが、国産車のような没個性的な車選びは嫌だという人にピッタリな一台といえます。

価格

価格 | 3,641,000円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)