新型 三菱 パジェロ ロング EXCEED ディーゼル(V98W)【試乗評価】 [LDA-V98W]


今回は「新型 三菱 パジェロ ロング EXCEED ディーゼル(V98W)」を試乗レポートいたします。
三菱パジェロは、2006年のモデルチェンジで4代目となりました。発売から10年に渡って製造販売されている超ロングランモデルです。

最近流行の都会派クロスオーバーSUVとは一線を画す、本格的な悪路走破性を持った本気のSUVです。そのため、シャーシには先代と同じく、強靭なビルトインラダーフレームが使用されています。

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外観

全長4900mmX全幅1875mmX全高1870mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2780mmとなります。

3代目でマッチョになりすぎて不評を買ったスタイリングは、今回の4代目ではパジェロらしい端正で力強いルックスに生まれ変わっています。

マイナーチェンジで、メッキグリルのデザインがリファインされ、アルミホイールもスポーティでモダンなデザインに変更されています。

サイドビューは、大きく長いキャビンが特徴的な伸びやかで力強いスタイリングです。

リアエンドには、先代のマッチョなイメージが若干残りますが、フェンダーなどが切り落とされており、随分と端正なデザインに整えられています。

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内装

メーターやスイッチの照明をレッドに変更してスポーティな印象を際立てています。また、シートにはダブルステッチが施され上質感が向上しています。さらにインパネ周りにはしっとりとした樹脂にダークウッドが組み合わされ、上質で清潔な印象です。

前席シートは、サイズも大きく厚みもたっぷりとした快適なシートです。適度なサイドサポートもあり長距離ドライブでも疲れることはありません。

セカンドシートの容量もたっぷりとしており、前席同様に快適な造りです。

ただ、サードシートはこういったタイプの車にありがちな、平板で容量の小さい緊急用シートです。びっくりするほど強大なヘッドレストが装備されており、安全性への配慮が伺えます。

サードシートを展開した状態では、荷室の容量は小さめです。しかし、このサードシートを畳めばゆったりとしたスペースが出現し、4人家族でキャンプや小旅行など十分にこなせる容量を持っています。

ロードノイズや風切り音の遮音は十分ですが、エンジンノイズが大きいため車内の静粛性は低いです。

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エンジンとミッション

3200ccの直列4気筒DOHCディーゼルターボに、5速ATが組み合わされます。
また、エンジンは、190ps/3500rpmの最高出力と、45.0kgf・m/2000rpmの最大トルクを発揮します。
車両重量は2260kgです。

エンジンは2010年のマイナーチェンジで新型クリーンディーゼルエンジンが搭載されています。

大排気量ディーゼルエンジンによる太いトルクを生かし、上り坂であっても重量級ボディをグイグイと加速させます。
特にこのエンジンは低速トルクが厚いため、街中では2000回転以下を保ったままで十分な走りをすることができます。

組み合わされるATも優秀で、太いトルクを生かしてスムーズに変速します。ただ、ギアが5速までしかないので高速巡航時は負荷の少ない6速が欲しくなります。

最近のクリーンディーゼルにしてはエンジンサウンドが大きめで、特にアイドリングや低速走行時はトラックのようなフィールです。逆に100km/h巡航時はエンジンサウンドが抑えられ、風切り音もロードノイズも少ない快適なクルージングが可能です。

足回りとハンドリング

前輪にダブルウィッシュボーン式サスペンション、後輪にはマルチリンク式サスペンションが装備されます。

たっぷりとしたサスストロークを生かした重厚感のあるソフトな乗り心地です。ただ、本格的SUVならではの揺すられるような挙動があります。ロールも大きく、機敏な動きも期待できません。まあ、こういった車を好む人はそういうことは気にしないと思いますが。

また、電子制御の「スーパーセレクト4WD」を操作して2WDのFRとして駆動させれば、ハンドリングは操作のしやすい自然なフィールになります。通常の乾燥路ではこのモードがオススメです。

評価のまとめ

パジェロのクリーンディーゼルは、環境性能は十分現代的なレベルにあるものの、振動や音は昔懐かしいガラガラとしたフィールです。

しかし、ボディには本格的な悪路走破の可能なビルトインラダーフレームが使われており、少々のことではへこたれない強靭なボディ剛性を持っています。また、搭載される3.2Lディーゼルターボエンジンには、この重量級ボディを軽々と加速させるだけの圧倒的なトルクがあります。

その分オンロード性能や静粛性は落ちますが、昔ながらのディーゼルフィールや、パジェロらしい端正で力強いルックスが好みという人にはぴったりな車です。

現代的で静かなクリーンディーゼルや、ある程度のオンロード性能を求める方には、設計の新しいランドクルーザーがオススメです。

価格

価格 | 4,282,200円(税込み)

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ABOUTこの記事をかいた人

akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

謎のアクセス減少地獄継続中!(2017年11月)

※記事を何百件入れてもドンドンアクセスが下がるので、記事更新を1にして、余力で過去記事の修正をしようかなあと思案中です。