【DIY】ヒューズの交換(点検とメンテナンス)

ヒューズは、何らかの原因で電気回路に大きな電流が流れた場合、溶け切れる事で電気回路を切断し、それにより電気回路自体を保護するのが役割です。

今回はこの電気回路の門番ともいうべきヒューズについて、その点検と交換の方法をご説明します。

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ヒューズの場所

まず、ヒューズの場所ですが、ヒューズボックスの中に幾つかのヒューズと一緒にまとめられ、バッテリーの側、車の室内よりに設置されている事が多いです。

このヒューズボックスは頑丈なプラスチックで出来ており、大きな爪状のクリップで蓋が留められています。この爪状のクリップを外すと簡単に蓋を開ける事ができます。

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断線したヒューズを探す

蓋を開けると、整然と並べられたヒューズとスペアのヒューズが露出します。蓋の裏にはどの電気回路のヒューズが、どこにレイアウトされているかが記入されています。これを頼りに調子の悪い電気回路のヒューズを探してください。

また、ヒューズを取り外すには、ヒューズの横に設置されている小さなピンセットのような樹脂製の部品を使います。このピンセットの先でヒューズの頭を挟み、軽い力で引っ張り出せばヒューズは簡単に外れます。

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ヒューズの断線を点検

ヒューズの頭は透明なプラスチックでできているため、透かして見ると内部のヒューズが断線しているがどうか確認することができます。ヒューズが断線している場合は、新しいヒューズと交換してください。

ヒューズを交換する

ヒューズを交換する際には、交換前のヒューズと必ず同じアンペア数のヒューズを使用します。万が一、交換前より大きなアンペア数のヒューズを使用してしまった場合は、大きな電流が流れてもヒューズが断線せず、電気回路に直接ダメージが及ぶことになります。

交換の方法は、取り外した時の逆の手順です。ピンセットでヒューズの頭を挟み、元のヒューズのあった場所に新しいヒューズを差し込みます。最後に、ヒューズの頭を指でしっかりと押さえ、他のヒューズと頭の高さが同じになるように揃えます。

何度ヒューズを交換してもヒューズが切れてしまうとか、電気回路が作動しないといった場合は、他の部分に故障の原因があります。至急、ディーラーか整備工場に持ち込んで点検を受けてください。

内装に使われている電気回路のヒューズ

また、内装で使われている電気回路のヒューズは、室内の運転席側足元付近にあるダッシュボードの下に設置されています。交換方法や点検方法は、エンジンルーム内のヒューズと全く同じです。

最後に、ヒューズを交換した場合は、次の交換に備えてなるべく早めに新しいヒューズを補充しておいてください。

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クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)