【DIY】パワステ フルードのチェックと交換(点検とメンテナンス)


パワーステアリングには、エンジンの力を使ってポンプを動かしフルードに圧力を伝えて、ステアリングの操作力を軽減する仕組みの「油圧式パワーステアリング」と、電気モーターを回して直接ステアリングの操作力を補助する「電動式パワーステアリング」の2種類があります。

電動式パワーステアリングは、燃費が向上するというメリットや、高速走行時の車線維持機能に利用出来るといった特徴があり、現在は徐々に搭載車種が増えています。将来的には、全自動運転にも繋がる技術だと言われています。

対する油圧式パワーステアリングは、燃費性能では劣るものの自然でスムーズな操舵感を得られるという事から、未だにスポーティな車を中心に一部で用いられます。

また、少し古い車では油圧式の車が多く、現在も元気に路上を走っています。そこで今回は、この油圧式パワーステアリングに使われているフルードの点検と交換について解説したいと思います。

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パワステフルード点検と交換の流れ

パワステフルードは一般的に劣化しにくく、そのため、交換用のドレンプラグは装備されていません。交換するには、大型のスポイトを使ってリザーバータンクからフルードを吸い出し、新しいフルードを加えるという作業を繰り返して、徐々にフルードを新しくしていくしかありません。

パワステフルードの量を点検する

パワステフルードのリザーバータンクの場所は車種により異なりますが、多くの場合エンジンルームの隅に設置されています(正確な場所は備え付けの取り扱い説明書をご覧ください)。

半透明のリザーバータンクに印されている、液量を示すラインまでフルードが入っていれば問題ありません。

外から液量が確認できないタイプのリザーバータンクは、レベルゲージを引き抜き液量を確認します。先端の印の部分まで液量があれば適正です。

パワステフルードをスポイトを使って吸い出す

フルードを交換する場合は、スポイトを使ってリザーバータンクの中からフルードを吸い出します。この時なるべく大きいスポイトを使う事で、作業をスピーディに進める事ができます。また、タンクの奥には汚れが沈殿していますので、一緒に吸い出してください。

リザーバータンクにフルードを注入する

リザーバータンクにパワステフルードを注入します。基準線まで注入できたら蓋を閉め、エンジンを始動してください。

ステアリングを切ってフルードを循環させる

ステアリングを左右に2〜3回切ってフルードを循環させます。その時、いっぱいまで切ったら数秒の間ステアリングを固定します。そうする事で、新しいフルードと古いフルードがしっかりと混ざり合います。

同じ作業を繰り返す

再びエンジンを停止して、スポイトを使ってフルードを吸い出します。この時、フルードの色は前回より薄くなっているはずです。
次に再度フルードを注入してエンジンを始動、ステアリングを切るという作業を繰り返します。何度かこの作業を繰り返し、フルードの色が新品のフルードの色と変わらない程薄くなったら終了です。几帳面に全部フルードを入れ替えようとする必要はありません。

最後に、リザーバータンクの液量を点検し、基準線より上に液面が来るまでフルードを注入します。

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akiroo

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

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記事更新の時間は、大体、午後11時から12時にかけてを予定しています。

寒い部屋で冷たい椅子に座って一年中キーボードを叩いているのが原因で「切れ痔」に!辛いです。(2018年6月)

現在、古い「試乗関連」の過去記事を全面書き換え中。その分、新しい記事の投稿が少なくなります(2018年4月〜)