【DIY】エアフィルターの点検と交換(点検とメンテナンス)

エアクリーナー(エアフィルター)は、エンジンに吸入している空気に混じった異物(泥や砂)を、吸気の途中で濾過して清浄にするためのフィルターです。
大きな樹脂製のダクトの途中に設けられた、エアクリーナーケースという樹脂製の黒い箱の中に設置されています。

フィルターの構造は、紙や不織布を蛇腹状に織り込んだ形をしています。長い間使っていると表面に空気に含まれていた異物が堆積していき、本来の性能が失われてしまうので5万キロ程度での交換が推奨されます。

また、エアクリーナーのタイプには乾式と湿式があり、乾式フィルターはある程度の汚れが堆積していても、地面などの硬い場所でフレームをカツカツと軽くぶつけてやれば、フィルターの汚れがいくらか落ちて濾過性能が回復します。

しかし、湿式フィルターは乾式フィルターと違い、ウレタンフォームにオイルを染み込ませた構造になっており、フレームを地面に軽くぶつけてしまうと、かえって目地が詰まって性能が大きく劣化してしまいます。

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エアフィルターの点検と交換の流れ

エアクリーナーケースの蓋を開ける

まずは、エアフィルターの設置されているエアクリーナーケースの蓋を開けます。エアクリーナーケースは、エンジンルームの横に設置されている大きな樹脂製の箱です。エアクリーナーケースの蓋は、フックやネジなどで留められているのでこれを外して蓋を開けます。

蓋の一方は吸気ダクトに繋がっているので、完全に外すことはできませんが、持ち上げる事でフィルターを交換する為の十分なスペースが確保されます。

エアフィルターを外す

蓋を持ち上げたら、中に見えるエアフィルターを外します。エアクリーナーケースの入り口には泥や砂埃が堆積しているので、ついでに硬く絞った濡れ雑巾できれいに掃除しておきます。

フィルターが汚れていない場合はそのまま交換しなくても構いませんが、5万キロほど走行しているのなら、状態に関わらず交換した方が良いでしょう。

新しいエアフィルターを装着する

古いエアフィルターを外したら、用意しておいた新しいエアフィルターを同じ場所に装着します。この時、フィルターの向きに注意してください。間違った方向から無理矢理押し込むと、エアフィルターが破損してしまう事があります。また、エアフィルターは、車の年式や型番が正確に分かれば、ディーラーに問い合わせるだけで簡単に適合するエアフィルターを見つける事ができます。

後は元あった通り、エアクリーナーケースの蓋を閉じ、ネジやフックで固定するだけで終了です。

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クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)