新型 ホンダ CR-V【試乗評価】バランスの良いアメリカンSUV [DBA-RM4]

今回は「新型 ホンダ CR-V 24G」を試乗レポートいたします。
ホンダCR-Vは、2011年のモデルチェンジで4代目となりました。

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外観

全長4535mmX全幅1820mmX全高1685mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2620mmとなります。

先代と全幅は同じながら、全長で-30mm、全高で-30mmのわずかなダウンサイジングが行われており、先代よりもワイド&ローな印象が強まっています。

フロントは、大きなホークアイと3本ラインの大型グリルにより、随分とアグレッシブな印象です。しかし、同時に都会的でクールなイメージも併せ持ちます。

サイドは、キャビンを大きく緩やかな弧で形作っており、クーペライクなスタイリングです。ただ、これはサイドウィンドウの形状による錯覚で、実際のリアの居住空間にはたっぷりとした容積が確保されています。

リアは、ボルボのような「く」の字型リアコンビランプが、前方に強く傾斜したリアウィンドウと、クーペスタイルを形作るサイドウィンドウを見事に調和させ、個性的で宇宙船のような近未来的なスタイルを作り出しています。

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内装

シンプルな内装デザインで、クラス標準レベルの質感を備えています。メーターは見やすい3眼式のアナログメーターが装備され、特にセンターメーターが大きく視認性は抜群です。

ボディの先端が視認しやすく、狭い路地でも安心して進入できます。

前席は、ちょうどよい硬さとコシのある快適なシートです。サイズとストロークにも余裕があり、長距離の使用でも快適です。

後席にはリクライニング機能が装備され、長距離移動では姿勢を変えられるので疲れにくいです。サイズもたっぷりとしており、頭上、足元ともに広々とした空間が確保されています。

カーゴルームは前後長がしっかりと取られており、たっぷりとした容量が確保されています。2、3人でのキャンプやゴルフなら十分な広さです。

車内は遮音材でしっかりと防音されており、ロードノイズや風切り音の進入は僅かです。

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エンジンとミッション

2.4L直列4気筒エンジンと、5速ATが組み合わされます。
エンジンは、190ps/7000rpmの最高出力と、22.6kgf・m/4400rpmの最大トルクを発揮します。
JC08モード燃費は、11.6km/lとなります。

2.4Lのi-VTECエンジンは必要十分な動力性能を備えており、坂道や合流でも不足感はありません。1540kgのボディを力強く走らせます。
ただ、4400rpmで最大トルクを発生する高回転型のエンジンのため、低速域でのピックアップは若干もっさりしています。

このエンジンと組み合わされる5速ATは、CVTのような違和感が少なく、スムーズでダイレクトな変速フィールです。
さらに、このトランスミッションに装備されるパドルシフトは、合流や上り坂などで、瞬時に加速力が欲しい時に重宝する便利な機能です。

足回りとハンドリング

前輪にマクファーソンストラット式サスペンション、後輪にはダブルウィッシュボーン式サスペンションが装備されます。

大柄で背高なボディにも関わらず、ロールは最小限でクイックなハンドリングフィールを持ちます。コーナーの進入から脱出まで安定した姿勢を保ちます。
また、電動パワステのアシストが強くステアリングは軽めの設定です。ただ、高速域ではこの軽さが災いして、車体を安定させるのに少し神経を使います。

足回りは適度に引き締まっており、低速域ではコツコツと段差の衝撃を拾いがちですが、精密な作動をするサスと快適なシートにより、不快な振動は遮断されています。

評価のまとめ

特に目立った飛び道具はありませんが、SUVとして丁寧に作られており、バランスの良い車に仕上がっています。

SUVの重厚感とスポーティー感、広々とした快適な室内と、使い勝手の良いラゲッジルームを求めている人にオススメの車です。

価格

価格 | 2,849,143円(税込み)

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)