【DIY】運転席で行う始動前点検(点検とメンテナンス)

安全な運転を行うための始動前点検は、ドライバーの大切な義務です。点検項目は多いのですが、運転前の習慣として覚えてしまえば数分で終わる簡単なものです。

エンジンの掛かり具合やエンジンからの異音、メーター内の各種ワーニングランプ、メーター内の各種計器の動き、アクセルとブレーキの踏み応え、シフトの操作感覚など自分の目と五感をフルに使う事で、各部の異常を始動前に感知して大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

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運転前点検の手順

エンジンの掛かり具合をチェック

エンジンを始動してエンジンの掛かり具合をチェックします。セルモーターの勢いが衰えていないか、エンジンから異音や異臭はしないか、いつもと違う煙が出ていないかなど、普段との違いを五感を使ってじっくり観察します。

メーター内の表示をチェック

メーター内はドライバーに車の情報をいち早く伝えるため、色々な表示がされています。特にワーニングランプ類は、車の異常を伝える為のものですからしっかりと確認してください。

ワーニングランプには、バッテリーの状態、ブレーキ、サイドブレーキ、ABS、トラクションコントロール、エアバック、エンジンの温度など安全に関わるありとあらゆる重要な情報が表示されています。

タコメーターはエンジンの回転数を表示するためのメーターです。エンジンの回転に異常はないか?安定しているか?などエンジンの状態を回転数によって知ることができます。

ウィンカー類のチェック

ウィンカーレバーを操作することで、正常にウィンカーが作動するか確認してください。また、赤いボタンに三角のマークが付いた「ハザードランプ」を操作することで、ウィンカーが両方同時に点灯するかも確認しておきます。

ウィンカーの作動は、メーター内のインジケーターで確認できます。最近はドアミラーにウィンカーが装備されている車もありますので、その場合はドアミラーで確認する事ができます。

ブレーキペダルのチェック

ブレーキを踏み込んだときに、いつもと踏み応えが同じか、違和感はないか確認してください。
ブレーキに異常があると大変危険です。異常を感じた時はディーラーのメカニックなど専門家の点検を受けてください。

サイドブレーキは、手で引き上げるタイプの場合は引き代の大きさで良否の判断をします。あまりに引き代が多い場合は、適正な制動力が得られないことがありますので、ディーラーでの調整が必要です。

トランスミッションのチェック

ATの場合は、シフトチェンジした時にいつもと違う音や衝撃が無いかチェックします。MTの場合は異音や衝撃のほかに、スムーズにシフトチェンジできるか、クラッチが異常に滑らないかなどをチェックしてください。

ステアリングのチェック

ステアリングは、操作の手応えに異常は無いか、いつもと違う異音が発生していないか等をチェックしてください。

ABOUTこの記事をかいた人

クルマ好きの40代男性。現在病気のため療養中です。

ブログは暇つぶし&リハビリ。週2で短時間のアルバイトをしていますが、普通の人のように毎日フルタイムで働くことはできません。

ブログの内容はあくまで秋ろーの個人的見解です。実際に車や商品、サービスを購入する際は、自分で試乗や調査をして確かめることをオススメします。

記事更新の時間は、大体、午後11時から12時頃にかけてを予定しています。

修正ばっかりしてると新記事の投稿ができないんで、新記事3に対して修正1くらいの割合でやってます(2019年6月〜)